目次
概要
秋、冬、春と、天文ガイドの付録ポスターに掲載されている季節別DSOを撮影してきました。
目標は季節別に、それらDSOをすべて撮影することでした。
秋の部・・・達成
冬の部・・・制覇
春・・・達成できず!
M44を残して、すべて撮影と言った方が、前向きで良いですね(笑)
言い訳としては、M44はプチ遠征をしないといけない位置にあって、撮影の順番が回ってこなかったということです。(言い訳になってない)
しかし、もっと計画的に撮影することができたら、制覇できたと思います。
夏の部は、もっと計画的に早め早めに進めようと思います。
sanpojinの春のDSO、撮影の軌跡
[撮影に使用した機器、ソフトウェア]
赤道儀:ビクセン社スーパーポラリス赤道儀
鏡筒:SVBONY社SV503 102ED D=102mm・f=714mm・F値7、EDアポクロマート
カメラ:ZWO社CMOSカメラASI462MC
自動追尾:ビクセン社MD-6
撮影・スタック:SharpCapによる撮影・ライブスタック、DeepSkyStackerによるコンポジット
画像編集:FlatAidePro、GIMP
使用フィルター:×0.5レデューサー、UV/IRカットフィルター
撮影場所:自宅ベランダ・郊外河川敷公園
①りょうけん座M3
大きさ・迫力、適度に美しい球状星団です。この春は②③も含めて球状星団に魅了されました。
⓶へび座M5
これもM3に負けると劣らない美しい球状星団。
基本、球状星団は奇麗ですね。
③ヘルクレス座M13
M3、M5とあまり見分けがつきませんが、この球状星団にも魅了されました。
④かに座M44
残念ながら、撮影ができませんでした。
ただし、この散開星団は、大きさが1°以上あり、撮影に苦戦が予想されました。
ASI462MCの画角が狭いのでそういう心配事があります。
それだけに撮影が成功したら達成感があったと思います。
⑤おとめ座M104
管理人のお気に入りの銀河です。
そして手動コンポジットで撮影した初めての銀河です。
何度見てもかっこいい銀河です。
⑥しし座M65、M66、NGC3628
天文ガイドの付録上では、一つずつの項目でしたが、三つ子銀河などと呼ばれていると知り、同時撮影を試みました。何とかなるもんですね。
⑦うみへび座M83
腕が腕らしく写らず、画像編集も念入りにやりましたがこれが限界でした。
これが腕だよと言われて気が付く感じです。
⑧かみのけ座NGC4565
これも管理人お気に入りの銀河です。真一文字のところが潔くて美しい。塵の帯も写って、満足です。
⑨NGC4631ーNGC4656
NGC4631
これも編集に苦慮したDSOでした。ノイズがへばりついて離れませんでした。この銀河は⑪同画角で撮影できたかもしれない銀河です。試してみたかった。
NGC4656
やはり、NGC4631とセットで絵になる銀河なのか、管理人のシステムのスペックもついていっていませんが、少し寂しげですね。
まとめ
M44の撮影は出来なかったけれど、まあ、頑張ったと思います。
少し悔しいですが。
このミッションの途中からは、手動コンポジット(ライブスタックではないということ)にも挑戦し始めました。夏のDSOはすべて手動コンポジットで挑戦します。
この春も、訪問者さまのアドバイスのおかげで、スキルはアップした気がするので、夏はもっときれいな画像を撮影・撮像することができると思います。
雨が上がるのが楽しみです。
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