概要
天体趣味の無い人に最初に見せることにしている土星の画像。
皆さん、土星の輪があることを見ただけで喜んでいただけます。
こういう時は、こちらも嬉しいです。
管理人も初めて土星を見た時(高校生)は、とても感動した覚えがあります。
今では、それだけで満足できませんが・・・
その輪は、今やピントのとっかかりとなっており、土星は輪があるからピントを合わせられると思います。
カッシーニの空隙が見えたら、ピントは完璧に合っています。
本体模様が確認出来たら、ピントはなおのこと合っています。
今回掲載した画像も、カッシーニの空隙が確認できており、本体模様もわずかながら確認できます。
これが、動画撮影の段階で見えると良いのですが、なかなか確認できません。
よほどシーイングの良い夜でないと確認できません。
やはり土星の撮影におけるピント合わせは、戦いですね。
土星の画像
[観測・撮影に使用した機材及びソフトウェア]
赤道儀:ビクセン社スーパーポラリス赤道儀
鏡筒:SVBONY社SV503 102ED D=102mm・f=714mm・F値7、EDアポクロマート、×2バローレンズ使用
カメラ:CMOSカメラZWO社ASI462MC
自動追尾:ビクセン社MD-6
撮影・スタック:SharpCap 4.0による撮影(90秒間)、AutoStakkert3.1.4によるスタック
画像編集:RegiStax 6でWavelet処理
使用フィルター:UV/IRカットフィルター
撮影場所:自宅ベランダ
撮影日時:2022年11月4日
画像①
画像⓶
画像③
まとめ
自分のスキルは置いておいて、やはりシーイングが悪いと、どうしてもピンボケ画像になります。
今回は、シーイングがまずまずで、よく写った方です。
完全に満足していませんが、コンスタントにこんな画像が撮影出来たら、満足しないといけないですかね。
もう一歩、ピント合致点に迫れたのではないかと、いつも少し後悔します。
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