【天体観測】新しいピント合わせ方法で撮影した木星

惑星に関する情報
ディスプレイ広告02

管理人が考えたピント合わせ方法

管理人がピント合わせとの戦いを繰り広げている、木星と土星分野。
恒星はバーティノフマスクにお任せで完全にOKです。
しかし、木星と土星は、ここ1、2カ月に及ぶシーイングの悪さも相まって、なかなか良い画像を得ることが出来ず、苦しんでいました。

しかし、ここのところの撮影で、シーイングが悪くて表面模様がよく見えないような場合の、ピントの合わせ方の型が出来たような感じで、そこそこ良い画像ができるようになりました。

その型とは、
ピントノブを、一旦木星の模様が消えるところまで、大きく手前に回します。もし木星の模様が見えていなかったら、何とか、縞模様が見えるようになるポイントを、手前側から向こう側に向けてピントノブを回して見つけます。
そして今度は、ピントノブをほんの少しずつ向こう側に回し、その度に撮影します。
これを繰り返して10個の画像を得ます。

これら10個の中には、まず間違いなくピントの合った画像があります。
もしなかったとしたら、一回一回のピントノブの回し方が大きすぎる可能性があります。ピントノブは本当に少しずつ、極端な話、触れる程度で回します。
それでもだめなら、運が悪かったと諦めます。

で、今回、その手法で見つけたピント位置の木星画像を掲載します。

目次に戻る▶▶

木星画像

[撮影に使用した機器、ソフトウェア等]
赤道儀:ビクセン社スーパーポラリス赤道儀
鏡筒:SVBONY社SV503 102ED D=102mm・f=714mm・F値7、EDアポクロマート、×2バローレンズ使用
カメラ:CMOSカメラZWO社ASI462MC
自動追尾:ビクセン社MD-6
撮影及びスタック:FireCapture2.6、AutoStakkert3.1.4
画像編集:RegiStax 6でWavelet処理
その他:UV/IRカットフィルター使用
撮影場所:自宅ベランダ

2021年12月20日撮影

暗斑も見えていませんが、赤道帯の上の縞模様は確認できますので、管理人的には成功した部類の画像になります。
暗斑が確認できれば、満点に近くなるのですが・・・
10個もの動画ファイルを手に入れれば、ピントの合った画像が一つはあるはずです。それが、今回はこれでした。

Duration=90.000s、Shutter=8.000ms、Gain=251 (41%)

↑の撮影は、↓の撮影の間に行ったものです。ピントの比較的良い画像の間で、ピントのもっともよいところを掴めています。

2021年12月21日撮影

これは暗斑がわずかながら確認でき、赤道帯の上の縞模様もみえているため、満点に近い画像です。

Duration=90.000s、Shutter=8.000ms、Gain=251 (41%)

同じく↑の撮影は、↓の撮影の間に行ったものです。

2021年12月22日撮影

赤道帯の上の縞模様がしっかり見えて、暗斑が一つ見えている感じですので、合格点の画像です。
今回定着させた撮影方法で合格点の画像が増えています。
しばらくはこの方法で撮影していきたいと思います。

Duration=90.016s、Shutter=8.000ms、Gain=246 (41%)

同じく↑の撮影は、↓の撮影の間に行ったものです。

目次に戻る▶▶

まとめ

今回定着させた方法は、画面を見ながらではシーイングの悪さで画像が流れてしまいピントが合わないので、ピントの合う位置があるであろう辺りを少しずつピントをずらして撮影していく方法です。
要するに、数打てば当たるのパターンで、一応ターゲットは凡そ見えている、という感じでしょうか。デュアルスピードフォーカサーがないと、出来ない手法かもしれません。

惑星シーズンの終わりはすぐそこに見えています。最後まで頑張って撮影していきます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました