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【天体観測】とも座散開星団NGC2533、しし座非棒渦巻銀河NGC3628を撮影

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狙い

とも座散開星団NGC2533

散開星団がたくさんある、とも座。
今、とも座の散開星団を計画的に撮影中です。
昨夜は、NGC2533の日でした。

しし座非棒渦巻銀河NGC3628

これは、計画にはなかったものの、遠い銀河を撮影したくなり、視等級は10.2(管理人の望遠鏡の極限等級は11.3)と暗く、写るかなあと思いつつ、思い切ってチャレンジしてみました。

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撮影結果

[撮影、画像処理をした機器、ソフトウェア]
ビクセンNEWポラリス-80M、D=80mmアクロマート、F=910mm、×0.5レデューサー、CMOSカメラASI462MC、モータードライブMD-5(ビクセン)
撮影及びスタッキングソフト:SharpCap 3.2 (64 bit)で撮影・ライブスタック
画像編集ソフト:SharpCap 3.2 (64 bit)、GIMPで炙り出し
撮影場所:自宅ベランダ

とも座散開星団NGC2533

露出8秒間、総スタック時間1584秒、GAIN300。

これは、SharpCapのヒストグラムで炙り出しをしました。
結構、美しく撮れたので満足、と言いたいところですが、左下の膜のようなもの、邪魔です。
折角奇麗に撮れたのに。
これ多分、管理人の家の南側にある電灯の光害です。かなり明るい光害なのです。
なお、NGC2533は、中央少し上の、かなりこじんまりとした星の集まりです。

試しに、FITS形式画像をGIMPで炙り出してみました。
こちらの方が、左下の膜が強調されてしまいました。ハード・ソフト(管理人の作像技術の腕は除いて)の問題ではなさそうですね。
やはりあの街灯が問題です。
ベランダ撮影者としては、避けては通れない障害なのであきらめています。

しし座非棒渦巻銀河NGC3628

露出8秒間、総スタック時間1296秒間、GAIN450。
非常につたない出来ではありますが、3500万光年離れた銀河を撮影できたので、自己満足、感動しました。これ、塵の帯も写っているんですよ。
かなり、嬉しいです。
NGC 3628は、M65、M66とともに、小さな銀河群であるしし座の三つ子銀河を形成しています。M65とM66は、ツーショットを撮影済み。
三つ子銀河を制覇しました。

撮影は、フレームの炙り出し無しでは、星の数が足りず、結局炙り出しに頼りました。プレーンなフレーム画像でスタックした方が気持ち的に良いのですが。
しかしここまで写るとは思わなかったなあ。

一応GIMPでも炙り出しをしてみました。写真の出来は、こちらの方が上かもしれません。
まだまだSharpCapのライブスタックの腕を上げないといけませんね。

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まとめ

昨夜は、NGC3628まで撮影でき、充実した撮影になりました。
光害さえなければ、NGC2533も満足できる出来でした。

しかし、遠くの銀河を撮影すると、天体撮影したなあと感じます。ロマンがあるのです。
もちろん、近い天体で美しい画像が撮影出来れば、それはそれで感動しますが。

さて今夜は、とも座NGC2489を撮影する予定です。

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