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【天体観測】撮影した土星の歴史、ふりかえり

惑星に関する情報
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経緯

晴れる気配がなく、天体観測が出来ず、ストレスフルな日々を送っています。
管理人は毎日でも天体観測をしたい人なので、正直なところ、メンタルをやられそうになるのです。
ブログに載せる新しい写真もなく、今日の内容は何にしようか・・・

惑星のシーズンがやってきています。管理人もこの季節は大好きです。月と木星が接近するなどの天体ショーも多く、お祭り騒ぎ的な時期。今回は、これまでに撮影してきた土星を振り返ってみます。

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撮影した土星

NEWポラリス赤道儀80-M時代

[撮影、画像処理をした機器、ソフトウェア]
鏡筒:ビクセン80M、D=80mmアクロマート、f=910mm、F値11.4、×2バローレンズ使用
赤道儀:ビクセンNEWポラリス赤道儀
カメラ:CMOSカメラASI462MC
自動追尾:モータードライブMD-5(ビクセン)
撮影ソフトウェア:FireCapture2.6
スタックソフトウェア: AutoStakkert3.1.4
画像処理ソフトウェア: RegiStax 6

2020年8月28日撮影 

記録によると星見を始めて最初の土星撮影です。カッシーニの空隙も見えて、初めてにしてはよく撮れています。拡大していますけどね。

Shutter=10.00ms、Gain=266 (44%)

2020年10月15日撮影

撮影スキルも少しずつ上がってきて、バローレンズも使うようになりました。Wavelet処理も積極的に使うようになり、若いころ見ていた土星とは打って変わった土星に驚いたものです。

Shutter=10.00ms、Gain=432 (72%)

2020年11月14日撮影

管理人のスキルも円熟の境地?に入りつつありますね。ノイズリダクションの使い方を覚え、この頃になると、本体に一本の縞模様と、カッシーニの空隙を確認できる確率が高くなりました。

Shutter=10.00ms、Gain=429 (71%)

2020年12月5日撮影

この頃の気流に荒れ方にしては、よく撮れています。そして、口径80mmにしてはよく撮れた方だと自画自賛しています。

Shutter=10.00ms、Gain=429 (71%)

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SV503 102EDの時代

鏡筒を新調し、ak_uchiさんからモータードライブMD-6をいただき、きよりんさんからスーパーポラリス赤道儀までいただき、最高のコンディションで撮影させていただいています。

[撮影、画像処理をした機器、ソフトウェア]
赤道儀:ビクセンスーパーポラリス赤道儀
鏡筒:SVBONY社SV503 102ED D=102mm・f=714mm・F値7、EDレンズアポクロマート、×2バローレンズ使用
カメラ:CMOSカメラASI120MC-S、ASI462MC
自動追尾:モータードライブMD-6(ビクセン)、
撮影及びスタック:FireCapture2.6、AutoStakkert3.1.4
画像編集:RegiStax 6でWavelet処理
その他:UV/IRカットフィルター使用

2021年8月3日撮影

EDアポクロマートの惑星シーズンの幕開けです。これは、露出不足か、細部まで写っていますが、明るさが足りなかったです。(ASI462MC使用)シャープさは確実に良くなりました。

Shutter=6.014ms、Gain=351 (58%)

2021年8月23日撮影

太陽観測用に購入したASI120MC-Sで撮影したものです。明るさもちょうどいいです。
画素数はASI462MCの半分なのですが、結構よい写真となりました。

Shutter=416.7ms、Gain=20 (20%)

2021年8月27日

80Mに比べて明らかに細部が見えているという圧倒的な差はありませんが、ソフトな感じで写りますね。これはカッシーニの空隙は確認出来て、本体の縞模様があと一息で二本見えたかもしれません。

Shutter=6.143ms、Gain=396 (66%)

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まとめ

思えば、星見を再開して、いつの間にか一年を超えていました。
最初の天体撮影は2020年8月26日となっています。
訪問者の皆さまのおかげで、ここまでの撮影が(まだまだですが)できていると思います。

土星は、そのやさしさに見とれます。特に輪は圧巻だと思っています。まるい球体の周りをあんな立派な輪が囲っているなんて、なんて素晴らしいんでしょう。

今年の惑星シーズンもたくさん土星を撮るつもりです。

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