概要
過去の作成画像で、もっとよくしたい、やりなおしたい、といった画像を編集しなおします。
元画像より改善されるかどうかは、賭けです(^-^;
今回は、バブル星雲の再編集をしてみます。当初撮像では、赤い星雲の広がりがあまり捉えられず、淡白なものになっていました。
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バブルの形状は何とか分かりますが、赤い星雲の広がりはこんなのじゃないですよね。
数値上はそれほど大きくないようですが、もっと広がりが欲しいです。
今回のテーマは、赤い星雲の広がりです。
撮像の経過と結果
恒星無し画像と恒星のみ画像を分離
星雲のみの編集に注力するために、恒星無し画像を作成します。
FlatAideProのStarNet++機能を使います。
●恒星無し画像
管理人のシステムは、赤い光線を強力に捉えられるものではないですが、赤さはかなり薄かったんですね。
しかし、これにしっかり赤色を付けていきます。
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↓これくらいでしょうかね。直感ですが。
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恒星のみ画像との合成
先の画像に、恒星のみ画像を加算合成します。恒星の数がそんなに多くなく、加算で星が明るくなれば華やかになると思い・・・
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色レベルの調整
あまり赤すぎても不自然ですので、GIMPで色レベルを調整しました。
嘘っぽいですが、星雲らしく仕上がりました。
これで完成とします。
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まとめ
今回の編集が成功かどうかは、微妙なところですが、バブルの形状がほとんど分からなくなってしまいました。失敗に近いと思います。
かなり時間をかけていろいろやってみましたが、結局この方法では、これが限界でした。
しかし、初期編集は明らかに赤い星雲の広がりが足らなかったので、今回の方が頑張ったとは思います。
編集が難しいDSOが続きます。
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