撮影に至る経緯
天体観測が出来なくなって何日が経つでしょうか。とても寂しい思いで毎日を暮らしています。
せめてステラリウムを眺めて気を落ち着けていたら、木星、土星、火星等々の高度がかなり上がってきていることを知りました。
管理人の近所の公園の木立を越えてくるのは恐らく03時30分くらいです。
夜空は曇り。
しかし天気予報は一貫して曇り時々晴れが続くことを主張していました。
いつか晴れるのだろうか・・・
そこで、ダメもとで、03時30分頃まで起きていました。
正確には02時00分まで寝ていたという。
空を見ると、雲が足早に流れていました。そして、木星と土星と火星が木立をぎりぎりで越えてきていました。
木星が煌々と輝いていました。土星は何か懐かしいものを感じさせてくれました。
惑星の撮影時間は60秒間として、何とか雲の切れ間を縫って撮影できそうです。
早速、撮影基地の設営をしました。
撮影の経緯
とにかく、雲の切れ間のシャッターチャンスを狙うべく焦っていました。
極軸設定は中途半端、ピントやヒストグラムの設定などを丁寧に行う余裕がありませんでした。←言い訳
撮影自体は失敗です。
しかし、木星と土星の姿を久しぶりに見ることができて、とても満足です。
撮影結果
[撮影に使用した機器、ソフトウェア等]
赤道儀:ビクセン社スーパーポラリス赤道儀
鏡筒:SVBONY社SV503 102ED D=102mm・f=714mm・F値7、EDアポクロマート、×2バローレンズ使用
カメラ:CMOSカメラZWO社ASI462MC
自動追尾:ビクセン社MD-6
撮影・スタック:SharpCap 4.0 (64 bit)による撮影、AutoStakkert3.1.4によるスタック
画像編集:RegiStax 6でWavelet処理、ヒストグラム調整
使用フィルター:UV/IRカットフィルター
撮影場所:自宅ベランダ
撮影日:2022年6月25日土曜日
木星
ROIの設定を忘れてしまい、こんなに小さな木星になってしまいました。ピントも何もかも合っていませんが、今シーズン記念すべき初物。
いよいよ惑星シーズンの始まりです。
土星
こちらも木星と同様、設定がめちゃくちゃですが、雲の切れ間を狙っていて焦っていたことを言い訳させてください(^-^;
まとめ
これから、惑星の観測・撮影ができるかと思うと、わくわくします。
DSOも頑張らないといけないし、忙しい夏になりそうです。
惑星の撮影スキルを、早く取り戻さなくては。
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