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【天体観測】こぎつね座の散開星団NGC6940「モスラ星団」を撮影。モスラってあのモスラのこと?

星雲・星団・銀河に関する情報
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撮影に至る経緯

昨夜は曇っていて撮影は諦めていましたが、晴れている部分もあったので、万が一晴れた時のために望遠鏡をベランダに出して、北に向けておきました。
その後管理人はうたたねしてしまい、起きたら真夜中。望遠鏡を回収に外に出たら、晴れていて、暗い、良い黒色の空が広がっていました。

ゴールデンウィークということもあり、観測・撮影を決行。
ビクセン社のポスターに掲載されているDSOは、ベランダからでは撮影できない方向に行ってしまっており、何か変わったDSOの撮影をしたかったところでした。

空には夏の大三角形がどーんと鎮座していました。
はくちょう座が狙いやすい位置にあり、デネブを基準恒星にできる天体を物色。
その結果が、こぎつね座の散開星団NGC6940「モスラ星団」

モスラと言えば、管理人の世代では、ゴジラ、モスラのモスラです。
モスラの語源は、英語の「蛾」である「moth」です。
しかし、この名前を日本人が付けたとは限らず、怪獣モスラが語源かも定かではありません。

とにかく面白い命名だったので、撮影することにしました。
モスラの形をしているのでしょうか?

↓モスラ星団を追尾・撮影する、ビクセン社スーパーポラリス赤道儀、ビクセン社モータードライブMD-6、SVBONY社鏡筒SV503 102ED。レンズヒーターも初登場です。

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撮影・撮像の経緯

極軸設定と自動追尾の状況

極軸設定の状況

夜中だったので気が大きくなっていたのか、1′角の設定誤差で良いだろうと思い設定しましたが、まぐれで、13″まで追い込めてしまいました。嬉しい幸運です。

自動追尾の状況

今回導入に時間がかかり、時間はどんどん深夜になっていくので、30分の自動追尾に抑えることにしました。30分の自動追尾では、びくともせず、追尾誤差は出ませんでした。さすが、スーパーポラリス赤道儀とモータードライブMD-6です。

恒星のピント合わせ

こと座のベガで行いました。高度が高く捉えずらかったですが、・・・

話せば長いのですが、本当はベガの近くのDSOを撮影するために、ベガでピント合わせをしたのです。しかし、そのDSOはすでに軒の上にあり、諦めたのです。

バーティノフマスクの光線は、微妙に上にずれているように見えました。
そこで、SharpCapのフォーカス支援機能を使ってみました。

なかなか安定しなかったのですが、最後の一調整で、落ち着いた感があったので、そこでピントを確定しました。
これ、かなりフォーカスノブの微妙なタッチを必要とし、正確に設定はできるようですが、難しいです。

このグラフの結果の光線の状況は、↓のようですが、うーん、微妙です。SharpCapでもっと追い込まないといけないのか・・・

基準恒星と目標天体の導入

モスラ星団に近くて明るい星は、はくちょう座のデネブ(等級1.25、赤経20h41m、赤緯+45°16′)です。導入したところ、星を間違えて、同じくはくちょう座のサドル(等級2.2、赤経20h22m、赤緯+40°15′)を導入してしまいました。

astrometry.netで確認しなかったので、目標天体のモスラ星団の位置(赤経20h34m、赤緯+28°16′)にジャンプしたら、全然違う位置に着地し、不思議に思っていたのですが、先ほど確認して原因が分かりました。

そのせいか、モスラ星団をとらえるのに、4回もトライしないといけませんでした。

↓ベガ

↓サドル 道理で少し暗いなと思ったのです。

撮影・撮像の結果

[撮影に使用した機器、ソフトウェア]
赤道儀:ビクセン社スーパーポラリス赤道儀
鏡筒:SVBONY社SV503 102ED D=102mm・f=714mm・F値7、EDアポクロマート
カメラ:ZWO社CMOSカメラASI462MC
自動追尾:ビクセン社MD-6
撮影・スタック:SharpCap 4.0 (64 bit)によるノータッチライブスタック
画像編集:SharpCap 4.0 (64 bit)のヒストグラムによる炙り出し、FlatAideProによるフラット補正・レベル補正、GIMPによる色レベル調整・ノイズ軽減
使用フィルター:×0.5レデューサー、UV/IRカットフィルター
撮影場所:自宅ベランダ
撮影日:2022年5月2日月曜日

撮影の結果

露出8秒間、総スタック時間30分40秒、GAIN300、リアルタイムダーク補正・フラット補正使用。
にて撮影です。

昨夜はホワイトバランスがうまくいかず、緑色の強い画像になってしまいました。
モスラ星団は画面ほぼ中央です。
モスラに見えますか?あるいは、蛾に見えますか?
この散開星団も天の川に遭って、モスラ星団とは関係ない星もたくさん写っているはずで、さらにわかりにくい。
何となく、蛾が羽を広げたところではないかと思われる部分があります。
何となくですよ。

撮像の経過と結果

フラット画像の作成

全体的にざらついているので、まずはフラット画像をFlatAideProで作成、レベル補正で緑色を弱めました。ノイズは残っています。

背景を暗くして、ノイズ軽減→完成

GIMPで背景を黒色に近くして、それでも細かい粒粒のノイズが残っていて、こりゃ消せないかもと思ったのですが、一応GIMPのノイズ軽減を使用したところ、きれいに無くなりました。
これで完成とします。

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まとめ

撮影が終わって機材を部屋に取り込んだら、午前4時でした。
最後は、空が明るくなってライブスタックが進まなくなりました。
何だか早朝の撮影に自信が付きました。早朝プチ遠征で惑星たちを見に行こうとも思いました。

今回も愛称と実際の姿の関連性は、無理やりこじつけないとわからない感じでした。
名付ける人は、一体どういう基準で名付けるのでしょうかね?

30分を長時間撮影と言っていた時代は遠い過去になりました。
管理人も成長しているようです。

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