再チャレンジに至る経緯
先般、リング状星雲の撮影に失敗しました。露出オーバーか、GAINオーバーで白飛びしたのです。
露出オーバー、GAINオーバー両方があると思い、新規撮影を行い、加えて撮影したフレームを使って、リング状星雲を再編集しました。
フレーム数を下げて再撮影
8秒間のフレームを225(前回は480枚)枚撮影して、うち205枚をコンポジットしました。
改善はしたような気がするが、まだ白飛びしています。
なお、リング状星雲が軒の向こうに飛んでいくまでに撮影しないといけないので、極軸設定する時間がなく、極軸を真北に向けるのみの極軸設定です。
それもあって、主焦点撮影ではなく、やむなくレデューサー焦点で撮影です。
しかし、露出を半分以下にしたのに、白飛びするとは。
さらにフレームを使って再編集
8秒間のフレーム225枚のうち205枚で再コンポジットしました。
白飛び度が高くなっている・・・なぜだ。
3度目の正直、GAIN、フレームを減らして再撮影
[撮影に使用した機器、ソフトウェア]
赤道儀:ビクセン社スーパーポラリス赤道儀
鏡筒:SVBONY社SV503 102ED D=102mm・f=714mm・F値7、EDアポクロマート
カメラ:ZWO社CMOSカメラASI462MC
自動追尾:ビクセン社MD-6
撮影・スタック:SharpCap 4.0 (64 bit)による撮影、GAIN300、8秒間のフレーム50枚を撮影・うち40枚をDeepSkyStackerでコンポジット
画像編集:特になし
使用フィルター:×0.5レデューサー、UV/IRカットフィルター
撮影場所:自宅ベランダ
撮影日:2022年8月2日火曜日
何とか格好がつきましたかね。主焦点撮影ができなかった罪滅ぼしに、切り抜いて拡大した画像も掲載します。
拡大したものにはあまりありがたみがありませんね。
↓拡大撮影版です。今回の撮影の完成版とします。
8月1日撮影フレーム流用版
何と、10枚のフレームで撮影したのがこれです。これが一番出来が良いですね。
しかし10枚とは・・・何か設定を間違えているのかなあ。
極軸設定と自動追尾の状況
今回先に述べたとおり、極軸を真北に向けたのみの撮影でした。どれくらいの精度なのかというと・・・驚くほどはズレませんね。極軸設定をちゃんとやってこれなら泣きますが。
このやり方なら、短時間の追尾が可能ですね。
まとめ
今回の撮影で一つ気になったのが、フレームを減らして露出を下げた撮影でも白飛びが発生し、あろうことか白飛び度が強くなっていたことです。これは永遠の謎のようです。
結局、新たに撮影したものの拡大版を完成版としましたが、ひとえに手間がかかっているからです。
8月1日のフレームを使ったものも問題なかったというか、こちらの方が出来が良いですが、気持ちの問題で8月2日撮影版を完成版としました。
えーっと、これで8個目のDSO撮影制覇です。もう一息です。がんばります。
1 さそり座球状星団M4
撮影完了
2 さそり座散開星団M6
未撮影
3 さそり座散開星団M7
未撮影
4 いて座散光星雲M8
撮影完了
5 たて座散開星団M11
撮影完了
6 へび座散開星団M16(星雲を伴った散開星団)
撮影完了
7 いて座散光星雲M17
撮影完了
8 いて座散光星雲M20
撮影完了
9 いて座球状星団M22
未撮影
10 こぎつね座惑星状星雲M27
撮影完了
11 こと座惑星状星雲M57
今回やっとのことで撮影完了
12 はくちょう座散光星雲NGC7000
撮影完了
コメント
プチ沼にハマっていると思われます。
大雑把に言うと、
フレーム数を増やす=画質が向上する(ザラつきが少なくなる)
だから、フレーム数を減らしても露出オーバーは解決しません。
露出オーバーの対策→1フレームあたりの時間を短くする or GAINを下げる。
両方を一度に変更すると、どちらの要素がどの程度有効なのかが分かりにくくなるので、
片方を少しずつ変化させて、適値を見つけることになります。
半分の4秒露出にすると、総フレーム数もかせげるし、納得のいく画像が得られるぞ!と
勝手にワクワクしています。
まいくろさん、お久しぶりです。ありがとうございます。
なるほど、フレーム数ではなく、フレーム当たりの時間を短くしないといけなかったんですね。単純にフレーム数を減らしてました。
GAINは撮影しないといけないので、後日実施してみたいと思います。何だか素晴らしいリング状星雲が出来そうで楽しみです。
また、フレーム当たり時間も減らしたパターンも試してみます。
いろいろありがとうございます。結果を楽しみにしてください!