【天体観測】2022年1月4日以降の木星の画像で出来の良いもの紹介

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はじめに

今シーズンの惑星撮影は、ピント合わせとの戦いでもありました。
特に土星がうまくピントが合わず、苦労しました。
それでも木星は、縞模様のあらわれたポイントから、フォーカスノブを少しずつ動かしながら、10から12個程度の動画を撮影し、その中にピントの合っているものを見出すという数打てば当たるピント合わせ方法を確立し、何とか見られる画像を得ることが出来ています。
今回は、1月4日以降で、前述の方式で撮影した、まずまず出来の良い木星の画像を紹介します。

なお、土星はもう撮影圏外に行ってしまいました。とてもがっかりです。

[撮影に使用した機器、ソフトウェア等]
赤道儀:ビクセン社スーパーポラリス赤道儀
鏡筒:SVBONY社SV503 102ED D=102mm・f=714mm・F値7、EDアポクロマート、×2バローレンズ使用
カメラ:CMOSカメラZWO社ASI462MC
自動追尾:ビクセン社MD-6
撮影及びスタック:FireCapture2.6、AutoStakkert3.1.4
画像編集:RegiStax 6でWavelet処理
その他:UV/IRカットフィルター使用

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2022年1月4日撮影

画像①

考案したピント合わせ方式でも、ピントが合わない時は合いません。
やっぱりシーイングは大事で、この日の木星は川底にあるかのように揺らいでいました。
それでも、この画像は、何とか大赤斑を写してくれました。
管理人は大赤斑が大好きです。

Duration=90.013s、Shutter=8.000ms、Gain=233 (38%)

画像⓶

画像①もですが、決して良い画像ではありませんが、大赤斑が写りこんでいるので掲載しました。
名古屋市のサイトで大赤斑の見える時期が分かるようになったのですが、
Javascript AstroTools – Jupiter Tool (city.nagoya.jp)
なかなか、こちらの都合と合わせるのが難しく、これが今シーズン最後の大赤斑かもしれません。

Duration=90.012s、Shutter=8.000ms、Gain=236 (39%)

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2022年1月7日撮影

画像①

落ち着いた感じの優しい様子の画像が出来ました。キレのあるピントの木星もいいですが、こうした落ち着きのある木星も好きです。
暗斑はわずかに見え、赤道帯の上には何本かの縞模様が確認できます。

Duration=90.004s、Shutter=8.000ms、Gain=255 (42%)

画像⓶

これも、画像①と同じように優しい木星の画像です。画像①と比べると解像度で劣りますが、やはり赤道帯の上の縞模様がみえているということで掲載しました。

Duration=90.002s、Shutter=8.000ms、Gain=247 (41%)

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2022年1月8日撮影

画像①

エウロパの影が写りこんでいました。こういったワンポイントが付くと、一気にピントが合って見えます。管理人はガリレオ衛星の影が大好きです。今シーズンはあまり見えなかったなあ。
上記の名古屋市のサイトで、ガリレオ衛星の影も予測できるのですが、大赤斑同様、管理人と都合があいません。
特に今は、夕方から暗くなるまでの短い時間帯しか観測のチャンスがないですから、余計にアポがとりにくい状況です。

Duration=90.000s、Shutter=8.000ms、Gain=241 (40%)

画像②

これも画像①と同様です。エウロパの影、やはり良いですね。
これを見ていると、映画「2010」を思い出します。
エウロパの影が、モノリスの集合体に見えてきます(^-^;

Duration=90.015s、Shutter=8.000ms、Gain=241 (40%)

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2022年1月10日撮影

画像①

縞模様も多く見えて、まずまずの画像です。それでもベストには程遠いです。せめて大赤斑が写っていれば絵にはなるんですけどね。
大赤斑がないと、ピント合わせに真っ向勝負しなければいけないので、シビアな状況です。
この画像は、ピントが合いすぎているよりほっとする、評価しておきます。

Duration=90.000s、Shutter=8.000ms、Gain=249 (41%)

画像⓶

こちらも画像①と同趣旨、ピントが合いすぎていても見ていてリラックスできない、という画像です。
完全に負け惜しみに聞こえますが、全くそのとおりです。
くっきり見えた方が感動するに決まっています。
この画像は、シーイングの悪い中何とか全力を出してピントを合わせた結果ではありますので、ご理解いただければと・・・

Duration=90.004s、Shutter=8.000ms、Gain=249 (41%)

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まとめ

今週の土曜日(1月15日)プチ遠征に行こうと思っています。
開けた場所なので、木星がかなり低空に入っても何とか観測が可能です。
そこで良い木星が撮影出来たら、また記事にしますが、低空だしシーイングも悪いし、もしかしたら、今回の記事が、今シーズン最後の、惑星に関する記事かもしれません。

木星や土星としばしのお別れですが、来シーズンこそは、きりっとした木星・土星を撮影したいと思います。

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