【天体観測】ひたすら極軸調整を行う夜

天体撮影に関する事項
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極軸調整に専念する日

昨夜は、天体撮影はせずに、極軸調整に専念しました。
極軸の再調整に手を付けてしまったばっかりに(おそらく)、今は追尾誤差がとても大きくなっている状況です。
追尾誤差が大きくなってからの経緯は↓のようでした。

3月1日の記事でも、追尾誤差が大きくて困っていることを書いています。↓

そして、こんなの初めて見たという追尾誤差の画像がこれ↓。
かみのけ座棒渦巻銀河M91。
露出8秒間、総スタック時間2400秒間、GAIN370~400。
40分の追尾で、ある程度の誤差は受け入れますが、これはひどいです。

ということで、昨夜は極軸調整に専念する夜にしました。
曇り空でしたが、雲を突き抜けてくる星の光を頼りに。

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極軸調整結果

調整方法はドリフト法。北極星が見えず、自動で極軸設定する機能などなかったころの望遠鏡では、この方法しかありません。

昨夜は、不思議と、追尾誤差が一定していて、極軸が東にずれている時(多分)は、ひたすら南にずれていきました。その逆もしかりでした。
これなら、極軸の向きを東西高低、どちらに調整したらよいか明確で、とても調整がしやすかったです。東西南北全方位にずれることがあるので、こういう時にはお手上げです。
東西調整は、星はひたすら南にずれていき、ほとんどが西への調整でした。

調整はSharpCapのフレーム毎に、星がどちらにずれるのか確認しながら行いました。
基準となる星にマウスポインターを当てて、8秒ごとのフレームで星がどちらへ動くか確認する方法で調整を行いました。
西への調整では星はなかなか止まらず、こんなにもズレていたのかと半分驚き、半分呆れ、調整を続けました。
そして、星が南にずれた所で、極軸を東に微調整。何とか星が止まった感じです。自信ないけど・・・

高低設定は、東から昇ってくる星で調整。
こちらは北に星がずれていきました。少しずつ極軸を下に調整しました。
こちらは、割と短時間の調整で、ほぼ追い込めた感じです。
分度器のアプリで調べたら、0.3度下がっていました。誤差の範囲かもしれませんが、管理人の住んでいる街の緯度とは若干違いました。(分度器の計測誤差?)

あとは試験撮影をして、最終チェックです。昨夜は曇っていたので撮影できませんでしたが、今夜晴れてほしいです。

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ピリオディックモーション

調整中に、星が急に向きを変えて、西に向けてズレ始めることがありました。
これまでの撮影でも多く見受けられました。
これが、進み遅れ、ピリオディックモーションの現象でしょうか。
こればっかりはドリフト法で調整する方法はなく、許容するほかありません。
最近はこれが、多く出ているようであり、これが始まると、あっという間に画像の周りに黒い帯が大きくついてしまいます。
ピリオディックモーションがなるべく起こらないのを祈るばかりです。

思うに、今回追尾誤差を拡大させてしまったのは、このピリオディックモーションによるズレを南へのズレと誤認して極軸を再調整してしまったことが原因ではないかと推察したりします。

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まとめ

今夜は曇りがちのようですが、星さえ出ていれば、極軸の調整がうまくいったかどうか確認できます。
ベランダの床の三つの点に、三脚をしっかり立てて、追尾誤差を確認し、必要であれば再調整します。
三脚の置き具合でも誤差が出るので、ここは悩ましいところですが、撮影ごとに毎回追尾誤差を確認して調整するほかありません。
しかしできたら、今夜天体を撮影したいです。撮影するまでは合格点になったかどうかわかりませんから・・・

これで追尾誤差が少なくなれば、モータードライブの問題ではなく、極軸設定の追い込みが足りなかったことが、ある程度証明できます。
しかし、追尾中の星の挙動は、一定でなく、色々な方向にズレたりします。これがあるので、モータードライブにも問題があるのかと思ってしまいます。
モータードライブの精度が急に落ちることも考えられないのですが、そうであるなら、修理もできないし、手の出しようがありません。
極軸設定の追い込みの甘さが原因であることを祈ります。

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