【天体観測】おとめ座渦巻銀河M90を撮影しました

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撮影対象

昨夜の撮影対象は、なるべく早い時間帯に撮影できる、おとめ座銀河団の天体です。
平日は残念ながらあまり夜遅くまで撮影ができないので・・・
星図を見ていて、おとめ座渦巻銀河M90くらいなら、早い時間から撮影できると思いました。家の前の公園の木立を越えてくる時間がポイントでした。
もう一つは、できれば渦巻銀河の渦巻を確認したいなあと思いました。最近あまりはっきりとした渦巻を見ていなかったものですから。
ネットで、その姿を見て、渦巻がはっきりしていることを確認して、昨夜の撮影対象は、おとめ座渦巻銀河M90にしました。

おとめ座銀河団に属していますが、ここらあたりは銀河が密集しています。
この空域なら早い時間に撮影を開始できるので、ここしばらくは、おとめ座銀河団所属の銀河を撮影していこうと思います。

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撮影結果

40分の撮影に臨んだのは良かったのですが、追尾誤差が大きくなってしまいました。一昨日調整した極軸を、再調整したのですが、これが間違っていました。
極軸設定には、本当に悩まされています。星を止めたと思ってしばらくして撮影を始めたら、再びズレ始めたり、南北両方向にずれて、どう調整したらよいかわからなかったり。昨夜がこれでした。
しかし、晴れている夜はもったいなく、追尾誤差を受け入れたうえで撮影を始めました。

[撮影、画像処理をした機器、ソフトウェア]
ビクセンNEWポラリス-80M、D=80mmアクロマート、F=910mm、×0.5レデューサー、CMOSカメラASI462MC、モータードライブMD-5(ビクセン)
撮影及びスタック:SharpCap 3.2 (64 bit)で撮影・ライブスタック
画像編集:SharpCap 3.2 (64 bit)ヒストグラムで炙り出し。GIMPでノイズ軽減。トーンカーブ補正。
撮影場所:自宅ベランダ

露出8秒間、総スタック時間2344秒間、GAIN390。
総スタック時間は、最後は電柱に阻まれ、でも約40分の撮影にはなったので、ライブスタックを中断し、中途半端な秒数になっています。
GAINは、スタックが続いた数値に落ち着いています。400以上ではスタックが出来ず、350ではフレームが暗くてスタックが進まず、最終的に390に決まりました。
なんとなく渦巻が見えるような気がします。(あくまでも気がするだけ)
おとめ座銀河団は、みんなこんな感じですかね。
40分も撮影を頑張ったのに、ノイジーです。しかし、これ以上ノイズ補正すると、M90の周辺部が消え始めてしまうので、これくらいが良い加減だと思います。

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まとめ

撮影には成功したと思います。
しかし、追尾誤差が大きかったのが問題でした。
iOSアプリ「Polar Scope Align Pro」も、完全ではありませんでした。
どこかで一日だけ、極軸調整の日を作らなくてはいけないかもしれません。
極軸設定済みの位置である、ベランダの床に三脚を置く三つの位置に点を書いていて、そこに設置するのですが、

撮影前に追尾誤差を確認していたら、割と無視できないズレだったので再調整したのですが、それが追い打ちをかけてしまった感じです。

極軸設定の追い込みには、永遠に悩まされそうです。

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コメント

  1. Sam より:

    もし極軸で困っているなら、SharpCapの極軸調整機能を使うことをお勧めします。相当精度よく合わせることができます。

    ポルタにレデューサを取り付ければ、ASI462MCと合わせて、なんとか使えるのではと思います。

    http://hoshizolove.blog.jp/archives/11915575.html

    それでもちょっと視野が狭いかもしれません。その場合は短焦点のレンズとか使うとして、まずはポルタでやってみるのがいいかと思います。一度厳密に測定して、地面にマークしてしまえばかなり楽になるかと思います

    • sanpojin より:

      Samさん、いつもアドバイスいただき、ありがとうございます。SharpCapの機能、これはとても便利ですね。これは、北極星が見えることが前提ですよね。うちのベランダからでは北極星が見えないので、遠征とかした時にとても便利そうです。この機能、使ってみたくでしょうがないですが、現状では難しいかも・・・
      すみません、ポルタというのは、鏡筒のことですか?
      一度厳密にやって、追い込みにほぼ成功したことがあったのですが、望遠鏡を運ぶ時に少しずつずれていったのかもしれません。もう一度厳密にやってみます。

  2. Sam より:

    そうか、北極星見えないのですね。それだと確かに大変です。

    一度、北極星が見えるところに出て、SharpCapなどで定量的に数値できちんと合わせて、それでも星がずれていくかどうか見るといいと思います。目的は、極軸が合っていないのか、それとも極軸は合っているのにモーターの速度が悪いのかを切り分けるためです。モーター速度に問題があると極軸をいくら合わせても意味がないですし、モーター速度に問題がないならやはりずれていくのは極軸の精度が悪いということになります。

    すみません、ポラリスとポルタを間違えてました。鏡筒の意味です。

    • sanpojin より:

      Samさん、アドバイスありがとうございます。
      なるほど、その検証は必要かもしれませんね。モーターも古いですから精度が落ちてきてもおかしくないし、北極星が見えないから極軸設定の問題なのかもしれないですね。
      ベランダから離れるということは、初のプチ遠征ということになります。ちょっとドキドキします。少し思い切りがいります(笑)

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