目次
概要
この惑星シーズンは、ピントに頭を悩ませたシーズンでした。
しかし、今、過去の惑星画像を振り返ってみると、9月末から10月に、シーイングの良い日が多かったのか、良い画像を得ることが出来ていました。
今シーズンはこのピンポイントの期間が一番だったようで、後の期間は、まずまずのものは多かったですが、鳴かず飛ばずでした。
今回は、そのピンポイントの、よく写った木星・土星画像を振り返りたいと思います。
しかし、天候に恵まれず、何だか長い間天体観測できていないような・・・ブログのネタがない・・・
[撮影に使用した機器、ソフトウェア等]
赤道儀:ビクセン社スーパーポラリス赤道儀
鏡筒:SVBONY社SV503 102ED D=102mm・f=714mm・F値7、EDアポクロマート、×2バローレンズ使用
カメラ:CMOSカメラZWO社ASI462MC
自動追尾:ビクセン社MD-6
撮影及びスタック:FireCapture2.6、AutoStakkert3.1.4
画像編集:RegiStax 6でWavelet処理
その他:UV/IRカットフィルター使用
撮影場所:自宅ベランダ
木星
①2021年09月27日撮影
大赤斑、暗斑、ガリレオ衛星の影まで写った、とても良い画像です。
縞模様もいくつも見えています。
これくらいのレベルの画像をたくさん撮影したいです。
⓶2021年10月04日撮影
これも大赤斑に暗斑が見えています。前の画像とどちらが良いかは難しいところですが、こちらの方が優しい発色で良いかもしれません。
③2021年10月31日
これも何本も縞模様の見える良い画像です。こうしてみると、大赤斑が入ると良い画像になる確率が一気に上がるようです。やはり大赤斑がピントのとっかかりになるからでしょうか。
土星
2021年9月27日撮影
今シーズン、土星は、あまり上手に撮影できず、貴重な良画像の一枚です。
カッシーニの間隙、本体模様、よく見えています。
2021年10月8日撮影
これが、今シーズン最高かなあと思います。ちょっと暗いのが玉に瑕ですが、キレのある良い画像です。
まとめ
鏡筒を口径102mmのEDレンズ仕様に替えてから、今ひとつ能力を最大限に引き出せていない自分を歯がゆく思っていました。
その中でも、奇跡的によく撮れた画像が↑ですが、来シーズンは、もっと、スッキリしたキレのある惑星をたくさん撮影したいです。
まとめ記事が作れないほど、多くの良画像を得たいと思います。
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