概要
新しいバローレンズに最後の望みをかけて、土星を覗いてみましたが、色収差の状況は変わらず、バローレンズは正式にお釈迦となりました。
再び×3バローレンズを買おうかどうかはまだ迷っていますが、管理人のSV503 102EDには、バローレンズは2倍までがちょうど良いようで、買わない方向で保留にしています。
で、10月20日はどっぷり惑星の撮影に浸りました。
この記事では土星を取り上げます。
×2バローレンズが好調で、良い像を結んでくれました。
カッシーニの空隙、本体模様が確認できます。
明るさの設定が、今一つですが、次回ヒストグラムの見方を少し変えようと思います。
全部で8枚の画像を撮影し、出来の良いものを3枚に絞り込みました。
どれもまずまずの出来だったので、かなり迷いましたが、最後はエイヤで絞り込みました。
土星の画像
[観測・撮影に使用した機材及びソフトウェア]
赤道儀:ビクセン社スーパーポラリス赤道儀
鏡筒:SVBONY社SV503 102ED D=102mm・f=714mm・F値7、EDアポクロマート、×2バローレンズ使用
カメラ:CMOSカメラZWO社ASI462MC
自動追尾:ビクセン社MD-6
撮影・スタック:SharpCap 4.0による撮影(90秒間)、AutoStakkert3.1.4によるスタック
画像編集:RegiStax 6でWavelet処理
使用フィルター:UV/IRカットフィルター
撮影場所:自宅ベランダ
撮影日時:2022年10月20日
画像①
画像⓶
画像③
まとめ
土星の撮影に慣れてきた気がします。
わずかに見える、本体の縞模様一つ、カッシーニの空隙が確認できれば撮影チャンスです。
シーイングも悪くなりつつあり、シャッターチャンスが大事になりますね。この二つの要素を捉えるのが大変です。
この日は、結構ひどいシーイングだったのですが、無難にまとめてきました。
これからはシーイングとの戦いになります。負けないように頑張りたいと思います。
コメント