【天体観測】うお座渦巻銀河M74と土星を撮影したが・・・

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ねらい

昨夜の天気は、曇りで、何とかそこここに晴れた部分があるような状況でした。
金曜の夜の天体観測を諦めようと思いましたが、明日(今日)からはまた天候の悪い日が続くことを天気予報で知っていたので、最後のチャンスと思い、ベランダに観測基地を設営しました。
ねらいは、木星と土星、そして、かなり前に挑戦して失敗に終わった、うお座渦巻銀河M74でした。

M74に選定したのは、失敗したままの状態であることと、ベランダからみえる渦巻銀河が、その時間帯はM74だったからです。
上手に撮ることが出来れば、自信になるし、感激するはずです。

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撮影結果

土星

昨夜撮影した土星を画像編集していたところ、どうもおかしい。
バローレンズを使用したのに、見かけの視直径が小さすぎる。
どうやら、ASI462MCに31.7mmサイズのレデューサーを装着したまま(極軸設定に使った)、バローレンズに装着してしまったようです。

撮影中も、妙な色のノイズが出ていたし、おかしいなあと思っていましたが、気づけよ!って感じですよね。

[撮影、画像処理をした機器、ソフトウェア]
赤道儀:ビクセンスーパーポラリス赤道儀
鏡筒:SVBONY社SV503 102ED D=102mm・f=714mm・F値7、EDアポクロマート
カメラ:CMOSカメラASI462MC
自動追尾:MD-6(ビクセン)、
撮影及びスタック:FireCapture2.6、AutoStakkert3.1.4
画像編集:RegiStax 6でWavelet処理
その他:UV/IRカットフィルター使用

そんなめちゃくちゃな状態でも、割と良い写真が撮れました。
カッシーニの空隙も分離していますし、よくよく見ると、本体に二本の縞模様が見えます。
ちょっと強調しすぎたかな・・・

Diameter=18.07″、Magnitude=0.40、、FocalLength=500mm、Resolution=1.20″、Filename=Sat_210136、Duration=60.005s、Frames captured=4891、ROI=640×480、ROI(Offset)=1232×296、FPS (avg.)=81、Shutter=7.943ms、Gain=343 (57%)、
Gamma=100、Histogramm(min)=0、Histogramm(max)=4095、Histogramm=100%

拡大版はこちら。やはり、本体には複数の縞模様が見えます。
レデューサー付けたままバローレンズ使ったミスが痛すぎる!
でも、まずまずの土星だと思います。結構満足。

うお座渦巻銀河M74

[撮影をした機器、ソフトウェア]
赤道儀、鏡筒、カメラ:同上(×0.5レデューサー使用)
撮影:SharpCap 3.2 (64 bit)(リアルタイムダーク補正機能使用)
画像編集: SharpCap 3.2 (64 bit) のヒストグラムによる炙り出し、GIMPによるノイズ軽減
その他:UV/IRカットフィルター使用

導入

東の方向、現在のベランダ撮影の状況からすると、とても楽な方向にあります。
写真右が東で、鏡筒をひっくり返す必要がないから、この方向の天体が撮影がしやすいのです、姿勢的に。

Wikipediaの写真にだまされてはいけない。そして、視等級にも。
しかし、Wikipediaには、M74は、とても観測が難しいと書いてありました。これは信じます。
とにかく、切れ切れにやってくる雲の切れ間で導入を図りました。
かなり状況が悪かったですが、導入に成功。
赤経01h 36m 、赤緯+15° 47′

数回、例のサイトで位置を確認し、どうにかこうにか。
×0.5レデューサーを使っていますので、焦点距離は357mmまで下がっています。

撮影

300枚分のダークフレームでリアルタイム補正。
露出8秒間、総スタック時間1104秒間、GAIN300。
300にするか350にするか迷ったのですが、中央部の飽和は嫌だし、控えめに300に決めました。
そんな悩みお構いなしに、雲が広がり続け、総スタック時間40分の予定でしたが、18分24秒にとどまりました。
この銀河を、もっとノイズ無く炙り出すには、総スタック時間が足りなかったか。
ダーク補正がほとんど効いていないところも気になります。

まあ、M74の腕が少しだけ見えたので良しとしましょうか。

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まとめ

土星は、ドジをやってしまい、良い写真が撮影できたのに、地味な画像になってしまいました。
しかし、これはピント合わせに成功したということで、今夏、惑星の撮影を始めて一番の土星になったかもしれません。昨夜はツイてましたね。
木星はと言えば、M74の撮影にことのほか時間がかかり、次回に持ち越しとなりました。

M74は、再度挑戦しなければなりません。これで引き下がれない。来週いっぱい天気が悪そうですが、雨と雲が去ったら、すぐに再トライします。
順番からするとM101なんですが、

M101は、この季節、遠征をしないと、ベランダからでは撮影できません。
次の遠征の課題はM101です。
撮影中の天候崩れ、撮影の敵です。

今夜、天気予報外れて、晴れないかなあ。

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