【天体観測】みずがめ座惑星状星雲「土星状星雲」は見えたのか?

星雲・星団・銀河に関する情報
ディスプレイ広告02

ねらい

久しぶりに、きれいに晴れた夜、昨夜は天体観測日和でした。
会社から帰って、早速ベランダに観測基地を設営しました。
ねらいは、前に記事にも書いた、

晴れたら見たい天体のうち、みずがめ座NGC7009「土星状星雲」でした。
そして、木星と土星を撮影して、クロージングするはずでした。
フルコースです。

目次に戻る▶▶

赤道儀トラブル

原因は分からないのですが、極軸設定をしている時に、高度調整がある部分からそれ以上上昇させられなくなりました。
一度高度ストップ板を外して、中を見てみましたが、よくわからなくて・・・
結局、高度制限ストップ板がアッパーまでいっていたようで、そこまで極軸の高度を上げたつもりはないのですが・・・
不思議です。今までは普通に上げることのできた高度だったのに。
しかし、何事もなく復旧できて良かったです。

目次に戻る▶▶

みずがめ座NGC7009「土星状星雲」の撮影

導入

[撮影をした機器、ソフトウェア]
赤道儀:ビクセンスーパーポラリス赤道儀
鏡筒:SVBONY社SV503 102ED D=102mm・F=714mm・F値7、EDレンズアポクロマート
カメラ:CMOSカメラASI462MC
自動追尾:MD-6(ビクセン)、
撮影・スタック:SharpCap 3.2 (64 bit)によるライブスタック
画像編集: SharpCap 3.2 (64 bit) のヒストグラムで炙り出し
その他:UV/IRカットフィルター使用

Wikipediaを見るに、ワクワクするような形をしていました。
これを撮影出来たら、もう、天にも昇る気持ちになるでしょう。
ダークフレームも15分分作成してあります。
そして目標の赤経赤緯値、赤経21h 04m 、赤緯 −11° 21′ に辿り着きました。
正確には、ピッタリ目標に達したのではなく、赤経21h 04m、赤緯-11° 05’に到達。
これだけ目標の赤経赤緯値に近ければ、画面の中に必ず入っているはずです。

撮影

たどり着いた空の景色が↓の画像。

星雲らしきものは見当たりません。エスキモー星雲とかも小さいので、SharpCapの炙り出しをして目を皿のようにして見ましたが、やっぱりそれらしきものは見当たりません。星雲自体は8等級。
見逃すはずはありません。

露出8秒間、総スタック時間1800秒間、GAIN400。
途中でライブスタックが止まり、星の数が足りないというので、涙を呑んでGAINを400に上げました。ダークフレームはGAIN300だったのです。暗くない天体なので十分だと思ったのですが、甘かったです。

もう一度ネットで調べてみると・・・

原点に戻って土星状星雲のことをネットで調べなおしました。
その結果分かったこと・・・小望遠鏡では大きめの恒星で何となく楕円に見えるとのこと!
ほとんど恒星と見間違えてしまいます。
上の画像を見る限り、左寄り下の恒星が怪しいと思いましたが、これはれっきとした恒星だそうです。
じゃあ、どれ?
辿り着いた赤経赤緯値は、目標のそれとほとんどズレていません。

結局、分からずじまい、ノイズだらけの星空を撮影しただけ、という結果になりました。
期待していたのに残念です。

これに懲りずに、次の天体に移りたいと思います。

目次に戻る▶▶

木星の撮影

[撮影、画像処理をした機器、ソフトウェア]
赤道儀:同上
鏡筒:同上
カメラ:同上
自動追尾:同上
撮影及びスタック:FireCapture2.6、AutoStakkert3.1.4
画像編集:RegiStax 6でWavelet処理
その他:UV/IRカットフィルター使用

何かお土産が欲しいので、煌々ときらめく木星の撮影をすることにしました。
土星状星雲で成果が出なかったのでとにかく何か成果が欲しかったのです。
いつの間にか、雲が流れ始めていて、木星を隠し始めていました。
焦って撮影しようとしてバローレンズの装着を忘れました。
もっとも、バローレンズを付けたら、ピント合わせのやり直しがありますから、曇ってしまうのに間に合わなかったかもしれません。

ガリレオ衛星の影が見えていますね。これはこれで収穫です。

目次に戻る▶▶

まとめ

赤道儀のトラブルには正直焦りました。高度調整がこれ以上高くできないとなると、我が家の緯度では極軸を合わせることができません。
何かの拍子に、高度制限ストップ板が動いてしまったようです。
きよりんさんからの贈り物、末永く使いたいのです。

土星状星雲はがっかりでした。大望遠鏡じゃないと、これといった撮影は無理だったのですね。
もとをただせばリサーチ不足。
これからは事前の下調べを入念にしたいと思います。
しかし、一つ成果がありました。30分間の総スタック時間で追尾誤差が小さかったことです。さすがスーパーポラリス赤道儀とモータードライブMD-6です。

木星は安定の美しさです。
バローレンズを使えば、よりそれが分かったでしょう。
DSOと惑星とを撮影する際には、ありがちな間違いです。注意します。

目次に戻る▶▶



コメント

  1. きよりん より:

    こんにちは。

    SP 赤道儀の高度調整ですが、高度調整ストッパー板を外すと菊座金が見えるとおもいます。
    ストッパーと菊座のかみこみをずらすことで高度調整の調整範囲を変えることが出来ます。

    • sanpojin より:

      きよりんさん、こんばんは、アドバイスありがとうございます。

      スーパーポラリス赤道儀にこういう機構が施してあるのに驚きました。赤道儀をいただいた時のDVDを見返すと、ヒントのようなことを書いていただいていました。あのストッパーを完全に緩めると経緯台になるんですね。少し不安でしたがストッパーをはずし、元通りに高度調整ができるようになりました。赤道儀のトラブルというのは初めての体験でして、困っていたところです。

      今回も感謝です。これからもよろしくお願いします。

タイトルとURLをコピーしました