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【天体観測】オリオン大星雲、とも座散開星団NGC2482を撮影

星雲・星団・銀河に関する情報

さえない天気が続き、天体観測がじっくりできない日が続きます。週間天気でも、晴れがやってくるのは来週後半のようです。
面白くないなあ。

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狙い

時に2021年3月2日、鑑賞とSharpcapの訓練を兼ねて、天体観測をすることにしました。
目標天体を何にしようかと考えましたが、やはり外せないのがオリオン大星雲。
あとは、最近散開星団を撮影していない気がして、まだまだ散開星団の未開の地であるとも座の、NGC2482を撮影することにしました。

[撮影、画像処理をした機器、ソフトウェア]
ビクセンNEWポラリス-80M、D=80mmアクロマート、F=910mm、×0.5レデューサー、CMOSカメラASI462MC、モータードライブMD-5(ビクセン)
撮影及びスタッキングソフト:SharpCap 3.2 (64 bit)で撮影・ライブスタック
画像編集ソフト:Sharpcapで炙り出し、GIMP(色レベル、color enhance)
撮影場所:自宅ベランダ

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オリオン大星雲再掲

2021年3月2日撮影 露出8秒間、総スタック時間1224秒
初めてSharpcapの炙り出し機能を使ったものです。↓はすでに記事にしています。オリオン大星雲は子供のころからのあこがれで、今も大好きです。昨年星の世界に戻ってきて、今年の冬になってあらためてその姿を見ると、奥深さと華やかさで感動します。
しかし、オリオン大星雲は撮影しやすいですが、炙り出しをしてその広がりが分かってきたら、管理人のCMOSカメラの画角にはすべてが収まりきらないことがわかってきました。
また、明るい部分から暗い部分まである星雲なので、淡いところを見たければ中心部が飽和し、その逆もあるんですね。以前多段階露出をかじったことがありましたが、うまくいきませんでした。

こちらは、Sharpcapの炙り出しを使わなかったもの。GIMPによる色レベル調整と、color enhanceを使ったものです。比べると、↓がとても淡白に見えてきますね。極軸を調整したので、一枚目より追尾ズレが少なくなっています。露出8秒間、総スタック時間1200秒間

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とも座散開星団NGC2482

とも座は、撮影していない散開星団が多く、とても楽しみな星座なのですが、比較的高度が低めなので、どこまで消化できるか分かりません。
やはり散開星団はいい。星を見ているなあという気になります。露出8秒間、総スタック時間1200秒間ですが、かなりの追尾ズレが出ました。ライブスタックがなかなか進まず、その間に追尾ズレが蓄積されたものと思われ。

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まとめ

オリオン大星雲は、Samさんからのアドバイスを頭に叩き込んで、もっと良い画像を撮りたいと思います。
オリオン大星雲も、もう遅い時間になると、管理人の家の向こうに行ってしまいます。ピークは終わりつつあるので、悔いのないようにしっかり画像に収めておきたいです。

散開星団は、とも座に加えて、おおいぬ座もまだ撮影していないものがあると思うので、全部撮影するつもりで頑張ります。

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