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【天体観測】ぎょしゃ座散開星団M37「1月の塩コショウ星団」を撮影してみた。

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概略

何だか、冴えない作品が続いている気がします。
昨夜はホワイトバランスの設定がよろしくなく、イマイチな作品になりました。
目標天体は、ぎょしゃ座の散開星団M37「1月の塩コショウ星団」。
愛称がユーモラスで、撮影してみたのですが、月光がかなり強かったというのもあったもあり、初期画像がとてもイマイチで、強力に強調をしたら、何かの前衛芸術のようになってしまいました。

何であのホワイトバランスで良いと思ったのだろう。修正するチャンスはあったのに。
後悔しております。

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撮影と撮像への経過及び結果

恒星のピント合わせ

いつものように、ぎょしゃ座のカペラで、バーティノフマスクを使ってピント合わせです。
ここまで追い込みました。ここでピント固定です。

極軸設定の状況と自動追尾の状況

極軸設定は、いつもどおり気合を入れて、設定誤差20″未満を目指しました。
その結果、設定誤差を13″まで抑え込みました。

自動追尾の状況は、昨夜はモータードライブのご機嫌が悪かったか、大きな追尾誤差が出ました。
別の空域に見えますね。
自動追尾時間は、66分40秒。露出も前回同様20秒でトライしましたが、今回はズレました。
次はズレませんように。

基準恒星と目標天体の導入

基準恒星は、カペラ(等級0.05、赤経05h16m、赤緯+45°59′)にしました。ぎょしゃ座の目標天体ですから。
目標天体「1月の塩コショウ星団」は、赤経05h52m、赤緯+32°33′にあります。
基準恒星から一発で画角に導入できました。excellentです。

↓カペラです。

撮影の結果と、撮像の経緯と経過

[撮影に使用した機器、ソフトウェア]
赤道儀:ビクセン社スーパーポラリス赤道儀
鏡筒:SVBONY社SV503 102ED D=102mm・f=714mm・F値7、EDアポクロマート
カメラ:ZWO社CMOSカメラASI294MC
自動追尾:ビクセン社MD-6
撮影・スタック:SharpCap 4.0 (64 bit)による撮影、GAIN250、20秒間のtifフレーム200枚を撮影、うち180枚(計60分)を、DeepSkyStackerでコンポジット・ダーク補正・フラット補正
画像編集:GIMPによる色レベル・露出調整
使用フィルター:UV/IRカットフィルター
撮影場所:自宅ベランダ
撮影日:2022年12月7日

編集を駆使しないと(管理人なりに)天体写真になりませんでした。
追尾ズレは1フレームあたりの秒数を増やしたからと言いたいところですが、同じく増やした一昨日は完璧な追尾だったんですよ。

撮影の結果

問題はホワイトバランスだけではないようですね。やっぱり月光が大きかったのでは(^-^;
あとは、露出不足です。倍率を下げたら明るさを高くしてやらないといけないのに・・・

撮像の経過及び結果

GIMPで色のレベル調整

とにかく、背景を宇宙にしないといけません。星が劣化する直前まで、頑張ります。
何とか、塩コショウの雰囲気が出てきました。

GIMP露出調整

大きなカブリが残ってしまったので、露出で背景をより黒くします。
今回はこれで限界、完成です。

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まとめ

次回の撮影では、明るさをもっと足すことと、ホワイトバランスに気を付けたいと思います。

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