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天体観測器具レビュー

35年経過したモータードライブは使用に耐えるのか

35年経過した赤道儀モータードライブの追尾に誤差があるように思えたので、月を使ってテストをしてみました。結果は多少追尾誤差があるようでしたが、極軸合わせの問題なのかモータードライブのの問題なのか分からなかったので、再度極軸をしっかりセットして再テストしたいと思います。
惑星に関する情報

巨大惑星の衛星の数の多さについて

木星と土星の衛星数はなぜ多いのでしょうか。周惑星円盤から同時に「形成」される、(木星型惑星のみ)、その大きな質量、重力をもって近傍を通過する天体を「捕獲」することによって衛星を増やしていきました。
惑星に関する情報

水星、2020年7月23日に西方最大離角に

水星が2020年7月23日に西方最大離角になります。高度は東の20.13°、光度0.3等、視直径7.7″。金星と比べると地味ですが、夏場の気流の良さが味方して、小口径望遠鏡でも、半月状に欠けた姿がよくわかると思います。
流星に関する情報

火球は「習志野隕石」として登録申請へ 「『君の名は。』みたい」「被害がなくてよかった」などの声

関東で観測された火球は隕石として習志野市に落下していたようです。落下物は二つ発見され、連絡を受けた国立科学博物館が、2つの隕石のガンマ線測定を行なったところ、宇宙線により生成する放射性核種を検出し、これらより最近落下した隕石であることが確認されました。
惑星に関する情報

火星が準大接近に向けて着々と接近中です。

火星が地球に接近中です。南東の空の30°くらいの高さに、赤い火星の姿が目に入ります。なるべく夜更かしした方が高度が得られそうです。2020年7月の火星の位置は、南東の高度30°くらい。現在うお座とみずがめ座の間付近に輝いていています。
天体観測器具レビュー

続 屈折望遠鏡口径100mm比較

ビクセン社のSD103S、高橋製作所のFC-100DC、FC-100DZを比較しました。実機で観測していないので何とも言えませんが、値段重視ならSD103S、性能重視ならFC-100DZだと思います。
天体観測器具レビュー

屈折望遠鏡口径100mm比較

ビクセン社と高橋製作所の口径100mmの屈折望遠鏡を比較しました。能力的にはそれほどの差はないと思われますが、赤道儀を含めて考えると、ビクセン社が価格的に優位に立ちそうです。しかし、高橋製作所製の方は特筆すべき軽さでした。
流星に関する情報

7月の流星群

みずがめ座δ流星群の南群と北群、やぎ座α流星群、ペルセウス座流星群極大に注目。主体はみずがめ座δ南群、この群だけでδ複合体の半分を占めます。これにみずがめ座δ北群とみなみのうお座群が加わり賑やかになりそうですが、高度が低いことが心配です。
小惑星に関する情報

小惑星パラス、衝

小惑星パラスが衝になりました。小惑星帯には4大小惑星がありました。その中のケレスが準惑星に分類されたため、次に大きい小惑星パラスが小惑星帯最大の小惑星となりました。コースはわし座の尾を包み込むように移動します。
惑星に関する情報

月が、金星、水星に最接近

金星は、7月17日17時15分(―4.5等)に2°43′まで、水星は7月19日15時16分(0.9等)に3°33′まで、それぞれ再接近します。先月に続いての最接近です。両星ともに、かなり明るくなりました。