2020年10月6日に地球に準大接近する火星に、月が最接近です。この天体ショーも見逃せませんね。
最接近の時期は?
2020年8月9日の深夜から10日の明け方に、月齢19の下弦前の月と火星が接近して見えます。赤っぽい火星を確認できます。
最接近の見える方位は?
南東の空、少し低めですが、夏は気流も良好なので、きれいに見えることでしょう。日付が変わるころには高度は30°くらいまで上昇します。
どれくらい最接近するの?
1°19″まで接近します。人差し指を空にかざしてみてください。それが1°です。相当接近しますね。
楽しみ方は?
地球との準大接近が10月6日にせまった火星は、-1.3等級まで明るくなり、赤っぽい色もいっそう目立つようになっています。肉眼や双眼鏡でも十分楽しめます。
日付が変わるころには30度ほどの高さまで上って観測しやすくなっているので、頑張って夜更かししましょう。
また、火星は、視直径は16″.4ほどまで大きくなっていて、天体望遠鏡での観察も楽しみですね。
次回の最接近は、9月6日から7日の予報です。
次の最接近は?
2020年9月6日、同10月3日です。特に10月3日は準大接近直前ですから、見逃したくないですね。
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