経緯
愛機NEWポラリス80Mは太陽観測専用機に決めました。
そして今、太陽観測のシンボルでもある(自分にとっては)太陽投影板の作り方を考えているのですが、なかなか難しいです。
いい加減に作ると風であおられるか、飛んで行ってしまうので、それなりに頑丈に作らないといけません。
天頂プリズムで光を曲げないのが現在のトレンドのようですので、管理人もそうしたいです。
作成方法も限りなくシンプルにしたい。
太陽投影板がヤフオクで出てこないか、そっちも待っているのですが、出てきません。切り売りできるから出てきそうなものですが・・・
かといって、新品に頼ることはしたくなくて、できればDIYで思い出深く作成したいです。
仮りの組み立て
これまでは、鏡筒バンドの上のボルト穴でアルミングルを固定するつもりでしたが、
一本のアルミアングルで太陽投影板を固定することになるので、少し強度に欠けるかなと。
そこで、ビクセンなどと同じような形式
Vixen 天体望遠鏡 太陽投影板Aセット | ビクセン オンラインストア | 国内最大級の光学機器通販サイト (vixen-m.co.jp)
で真似てみました。もちろん、仮の組み立てです。
材料
スタイロフォームとアルミのアングルを使います。
一枚は光除けですので、真ん中に穴を開けます。(写真無し)
そしてもう一枚が、狭義の?太陽投影板です。
サイズは両辺が20cmの正方形です。
組み立て
↓ 手前がNEWポラリス80Mです。やはりこちらの作り方がすぐれているか・・・
作ってみると、もう少し強度を上げれば、ものになるかもという気がしてきました。
遮光版の位置によってはファインダーの位置が問題となる可能性があります。ネットで調べていると、いつもの癖でファインダーを覗いてしまうから、太陽投影時はファインダーを取り外しなさいというブログもありました。
少しねじれておりますが、仮の組み立てということで。
本番の作成では、ズレの無いようにしっかり作りたいと思います。
太陽の高度によっては、スケッチが行いずらいですが、それは天頂プリズム方式でも同じです。
投影板のスライド
太陽投影板を作成するにあたっては、ドローチューブもしくは接眼部への強固な固定と、投影板がスムーズに動くかということが大きなポイントです。
各板にカッターでスリットをつけ、そこにアルミアングルを押し込んでみました。
これ、ちゃんとスライドするし、強度もあります。
しかし、使っているうちに強度は落ちてくるだろうなあ。
まとめ
天頂プリズム方式
太陽の角度によっては、ものすごくスケッチしにくくなりますが、良い角度の時間を選べば、一番スケッチがしやすく観測をしやすいです。
しかし、単品でサイズが合う部品が必要なところもあり、作成しずらいです。
ビクセン方式
いい加減に作ろうと思えば作れてしまいます。
しかし、鏡筒への取り付け方法、投影板のスライド方法、しっかりした作りにしないと使い物になりません。
ここが確定しないと安心して先に進めません。
固定アングルは1本か2本か
当初の、ブログの方の案では、固定が少し心配があると思いはじめています。アングルが一本です。良いアイディアなんですが。
太陽投影板の自作: 天文と科学のページ ブログ (cocolog-nifty.com)
やはりしっかり固定するには。二本のアングルが必要かなあ。
そうすると、自動的にビクセン方式になってきますが。
とにかく早く組み立てたい
今は平日で、外は雨、星見もDIYもできません(家の中ではアルミ粉が飛び散ってしまう)。
しかしまだ、どうやって作成するかも確定していないので、雨の中でじっくり考えてみたいと思います。
良いアイディアが浮かびますように。
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