【天体望遠鏡比較】外の景色でアクロマートとEDレンズアポクロマートを比較してみた

天体観測器具レビュー
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外の景色を観測

さすが、梅雨、全く天気が良くなりません。
本当は夜の空を見たいのですが、仕方なく、外の景色を新鏡筒SV503 102EDで眺めたりしています。

そして、昨日、旧鏡筒ビクセンM80のアリガタ化をし、アリミゾ化されたNEWポラリス赤道儀に載せられるようになったので、この二つの鏡筒で、外の景色の見え方を比較してみることにしました。

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対物レンズの性能比較

SVBONY社製SV503 102ED

対物レンズ口径:102mm、EDレンズ二枚玉アポクロマート
焦点距離:714mm
F値:7

EDレンズとは

光の波長の違いによる結像位置の違いや倍率の違いによって起こるのが、色収差です。
色収差は単独のレンズでは解決できないため、性質の異なる2枚のレンズを貼り合わせて補正します。

SV503 102EDは、オハラ社の、「S-FPL-51」という、特殊な分散をする光素材によるEDレンズを、2枚のうち1枚に採用し、通常の2枚玉レンズ(今回のNEWポラリス80Mがそう)では補正しきれない色収差を補正しています。

したがって、余計な色がついていたり、色にじみがついていないのが、良いレンズ、今回のSV503 102EDのはずです。。

ビクセンNEWポラリス80-M

もう35年経つ、大ベテランで、これまでそんなに色収差も気にならずに使ってくることが出来ました。結構奇麗な写真も撮影できます。

対物レンズ:80mmアクロマートオールコート
焦点距離:910mm
F値:11

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外の景色比較(昼)

自宅から200mくらいのところにあるマンションの風見鶏を撮影してみました。
最初は比較とか考えていなかったので、撮影のデータは忘れてしまいましたが、条件は同じで撮影しました。

結果としては、SV503 102EDの方が、色があまりついておらず、すっきりした画像となりました。
これは、EDレンズアポクロマートの効果でしょうか。
80Mは、紫色がかっている様子です。

しかし、背景がすっきりしているのは、ビクセン80Mの方です。
言い訳をすれば、F値11の80Mが、その倍率の高さで、空の色は飛ばしてしまったのかなと考えています。

80Mが暗くなっているのは、F値が11と、SV503 102EDのF値7より暗いからでしょう。

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夜の景色比較(夜)

この写真は、昼間撮影したマンションの廊下の電灯の写真です。(怪しい行動になってしまった)
80Mはピントがとてもあわせずらく、少しピン甘の画像になっています。
そして、昼の画像と同じく、暗い感じです。また、電灯のふちに、色にじみが見られますが、SV503 102EDにはそれが見られません。
SV503 102EDの方は、クリアな画像になりました。壁のザラザラ感も良く分かります。

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まとめ

あまり大した検証は出来なかったのですが、やはりEDレンズの効果か、SV503 102EDの画像がすっきりして、色収差も少ない結果となりました。
また、そうでないと困ります。この望遠鏡を買った甲斐がないです。

しかし、2枚玉と3枚玉のアポクロマートとでは、色収差の補正について、はっきりした差が出るらしく、2枚玉では少し気になる人は気になるようです(訪問者さま、ネット情報)。
ここが、3枚玉になるとお値段が一気に上がる理由です。

これからしばらく良くない天気が続きます。
新鏡筒SV503 102EDの姿を眺めつつ、外の景色を観望する日々が続きそうです。

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撮影ASI462MC:ASI462MC
撮影ソフトウェア:SharpCap

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