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【天体観測機器】太陽投影板、第二号試作品は失敗しました

天体観測器具レビュー
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経緯

第一号愛機NEWポラリス赤道儀80Mを太陽観測専用機にするには、どうしても太陽投影板が必要です。太陽観測の第一歩は、太陽投影板による観測だと思っているので。
色々な形の太陽投影板が頭に浮かびます。

とは言っても、

軸が1本のタイプ
軸が2本のタイプ(ビクセン方式)
天頂プリズムで光を曲げる、鏡筒と平行ではないタイプ
天頂プリズムは使わない、鏡筒と平行になるタイプ(ビクセン方式)

これくらいしかタイプはありませんが。

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ビクセン方式の試作品を作ってみた

太陽投影板は、鏡筒と平行で、軸が2本のパターンです。
外は大雨で星見もできないので作成してみました。

遮光板・投影板を円形で作成

ビクセン方式ということは、丸い円盤が2つ必要です。
段ボール紙を使用しました。
直径25cm、特に意味はなく、フリーハンドで円を書いたらその大きさになりまし

鏡筒との接続部の作成

ここが強固じゃないと、絶対に、だらーんってなってしまいます。
YouTubeでビクセンが、太陽投影板の取り付け方をアップしていて、それを見て、パクることにしました。
ポイントはこれでした。昔ながらの日本サイズ、24.5mmサイズ接眼部。
これを取り外して、太陽投影板専用の接続部にします。
長年使ったこの接眼部は、太陽投影板専用となります。

管理人は31.7mmサイズのアイピースが少ないので、眼視観測用に、31.7mmを24.5mmにサイズダウンするアダプターを発注しました。

↓遮光板にする円盤の中央に穴を開けて、接眼部をねじ込み瞬間接着剤で固定します。

↓が接眼部取付側。

↓これが、投影側です。
これで、鏡筒と遮光板との接続の問題は解決したかもしれません。

2本の軸

これも難関です。重みで反らないように、しっかりした素材で作成しなければなりません。
そして遮光板・投影板との接続も強固でないと、太陽投影板が自らを支えられません。
しかし今は、外に出て、DIYするような天気ではなく、肝心のアルミアングルの切断作業が出来ません。
そこで、やはり登場するのが、スタイロフォーム。
長さ60cm。
これも、ネットで写真検索すると、接眼部から投影板まで、これくらいは離れることが必要なような、といういい加減なものです。
本番作成では、実際太陽を写しながら位置決めをしたいと思います。

安直ですが、木工用ボンドで固定を試みました。まずは倒れないようにガムテープで仮止めし(これが本止めのような)NEWポラリス赤道儀の三脚に固定しています。

遮光板の取り付け

時間的に間に合わず、ガムテープで仮止めしました。これで第二号試作品、完成です。よろよろしてます。

まあ予想は出来ていましたが、支えられませんでした。ねじれ、よろよろ、ダメダメです。

↓完全に自立できていません。全体の素材と接続部が緩すぎるのです。
遮光板はいいんですけどね。

↓椅子で支えてやって、この状態です。椅子を外すと、床まで垂れ下がります。

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第一号試作機の反省点

材料の点

まず、スタイロフォームではこの長さを支えきれません。やはり、アルミアングルが必要だと思います。
そして遮光板と投影板、段ボールで作るならかなり暑いものでないとだめのようです。軸を支えきれなさそうです。やはり100均のホワイトボードですかね?
また、各板が段ボールというのも見直さないといけないような・・・
やはり、ステンレスボルトやアルミ板をもっと総動員しないといけないでしょうか。

各接続部の点

まず、接眼部との接続は、今回のプランで良いと思います。
問題は、軸を各板に接続する方法。接着剤では不安定すぎますので、遮光板・投影板にはめ込むことが必要です。
アルミアングルの形に切り目を入れて、差し込み瞬間接着剤で固定する、こんな感じでしょうか。
木工用ボンドでは、強度が足りない気がします。

大きさの点

遮光板、投影板の大きさは、問題なかったと思います。ただし、軸が長すぎた感があります。
この長さだと、いくらアルミアングルでも不安定になりそうです。鏡筒に接続しているのは、接眼部ただ1カ所なのですから。

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まとめ

アルミアングルの切断が出来ないと、まともな試作品もできません(管理人が不器用というのもありますが)
今回、接眼部と遮光板との接続方法がほぼ確立したのは大きかったです。

結構悩ましいのは、遮光板、投影板の素材です。これも全体の強度に影響します。

とにかく、精度の問題と、強度の問題ですかね。
一家に一つコンパス(円を書くやつ)は必要なんですね。

また一から考え直しです。

しかし、この長雨には、本当に参っています。ストレスたまる・・・

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