昨日の記事です
DeepSkyStackerのパラメーターを変えたりして、やり直してみましたが、やはり、コンポジットされません。
コンポジットされない原因
原因は、多分、追尾誤差(位置ずれ)が大きすぎることです。
少々の誤差なら許されると思うのですが、管理人のシステムは、追尾誤差が大きいです。
昨夜も、追尾誤差のとても大きいオリオン大星雲を撮影しました。これは、設定した三脚の設置位置に正確に三脚を設置できていなかったことが原因です。
しかし、それだけではなく、モーターの精度の影響も毎回出ています。
これだけ、位置がずれる(画像周りの黒い枠)と、ライブスタックはできても、通常のコンポジットはできないのだと思います。
最初と最後のフレームを比較
[撮影、画像処理をした機器、ソフトウェア]
ビクセンNEWポラリス-80M、D=80mmアクロマート、F=910mm、×0.5レデューサー、CMOSカメラASI462MC、モータードライブMD-5(ビクセン)
撮影及びスタッキングソフト:SharpCap 3.2 (64 bit)で撮影・ライブスタック
画像編集ソフト:SharpCap 3.2 (64 bit)で炙り出し。
撮影場所:自宅ベランダ
昨夜は、露出8秒間、総スタック時間1976秒、GAIN290の撮影をしました。
スタックされたフレームを保存する設定で実施し、今一度、コンポジットのテストをするつもりでした。
↓これが一番目のフレーム
↓そしてこれが最後のフレーム
これだけずれてしまうのです。昨夜のは少し極端な例ですが、色々調べてみるに、ここまでのずれを前提とするソフトウェアはないような感じです。(あくまでも勘ですが)
そして、昨夜保存したフレームを使って、DeepSkyStackerで試してみましたが、コンポジットされませんでした。
まだ誤差が小さいと思われる、最初の方のフレームのみ10枚ほど使ってもコンポジットできませんでした。
コンポジットできない原因、まず間違いなく追尾誤差です。
結論
大変残念ですが、これからもライブスタックに頼っていくしかありません。
まあ、管理人のシステムの範囲内でしか、趣味は楽しむしかないわけですから、これはしようがないものとして諦めます。
ライブスタックができるわけですから、実質的な損害は、今のところありません。
今後もっと趣味を極めていく段階で、通常のコンポジットが必要になれば考えます。
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