土星に対する思い
土星も高校生のころから好きで、スケッチなどしておりました。
あの優美さが魅力です。
当時は、眼視観測のみでしたから、今のようにWavelet処理をして見えていない模様をあぶりだすことはできません。
それでも、球形体とそれを囲む輪を、スケッチしていました。
管理人にとっては、土星の輪が見えることは、当時なんとなくラッキーなことでした。
最近の撮影画像
何といっても、シーイングが良くなく、最近はカッシーニの空隙が見えることはないです。
それに観測できる高度が低くなっており、条件は悪くなっています。
それでも、天体観測に土星の撮影は欠かせません。
[撮影、画像処理をした機器、ソフトウェア]
ビクセンNEWポラリス-80M、D=80mmアクロマート、F=910mm、×2バロー、CMOSカメラASI462MC、モータードライブMD-5(ビクセン)
撮影場所:自宅ベランダ
撮影ソフトウェア FireCapture2.6 スタッキングソフトウェア AutoStakkert3.1.4
画像処理ソフトウェア RegiStax 6
2020年11月9日18:18撮影
本体に縞模様一本、輪はA環が確認できます。もう少しでカッシーニの空隙が分裂したのに惜しかったです。
ここのところの土星の撮影品質は、だいたいこんな感じです。
最近暗い画像が多かったように思うので、少し明るめの設定にしてみました。
土星も去っていく
火星も去っていきつつありますが、土星も西の空に傾いていきます。
寂しいですが、今シーズンは、そろそろ撮影のメインの対象ではなくなりつつあります。
ただし、まだ観測できると言えばできます。
高度は低いけどシーイングの良い日もあるでしょう。
というわけで、今シーズン最後の土星をまだしばらくは撮り続けたいと思います。
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