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【天体観測】悪シーイング下で木星と火星を撮影してみた(2022年10月25日)

惑星に関する情報
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概要

昨夜は奇麗に晴れあがっており、絶好の天体観測日和でした。正確にはそう見えました。
肉眼で見た木星もちらちらしておらず、シーイングは良いものと思いました。
しかし、画角に収めてみてみると、ひどい悪シーイングでした。

それでも、管理人は、惑星の撮影に取り組みました。
取り組みが遅かったので、土星は、家の反対側に行ってしまっていました。
残るは木星と火星です。
木星に関しては、いつもの下記のサイトで調べたところ、大赤斑は良い感じで見えています。
シーイングは最悪でしたが、撮影しない手はありません。
Javascript AstroTools – Jupiter Tool

撮影はシーイングとの戦いでした。大赤斑が見えてピントが合っていると思われても、星像は泳ぎ、模様によるピント合わせが困難を極めました。多分こんなにシーイングが悪かったのは今シーズン初めてではないでしょうか。

それでも何とか、作品という作品は残せたと思います。

火星については、木星の撮影でシーイングに苦しめられたので、火星の撮影を躊躇しましたが、とりあえず1枚撮影し、スタックしたところ、やはりだめなことが分かり、それのみの撮影となりました。
しかし、わずかに表面模様を確認できました。

寒かったですよー。

[観測・撮影に使用した機材及びソフトウェア]
赤道儀:ビクセン社スーパーポラリス赤道儀
鏡筒:SVBONY社SV503 102ED D=102mm・f=714mm・F値7、EDアポクロマート、×2バローレンズ使用
カメラ:CMOSカメラZWO社ASI462MC
自動追尾:ビクセン社MD-6
撮影・スタック:SharpCap 4.0による撮影(90秒間)、AutoStakkert3.1.4によるスタック
画像編集:RegiStax 6でWavelet処理
使用フィルター:UV/IRカットフィルター
撮影場所:自宅ベランダ
撮影日時:2022年10月25日

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木星の画像

画像①

Gain=106、Exposure=30.0000ms

画像⓶

Gain=78、Exposure=30.0000ms

画像③

Gain=78、Exposure=30.0000ms

火星の画像(画像④)

Gain=67、Exposure=30.0000ms

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まとめ

悪シーイングにしては無難にまとめてきたと思います。シーイングが良ければ、かなり良い画像になったでしょう。
火星は、今年は接近の年とは言え、小接近であることから、撮影が困難です。
とにかく視直径が小さすぎて、ピントが合いません。
これでも今年は接近の年なんですね。火星の模様がもう少し鮮明になるように頑張りたいです。

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