未公開画像ご紹介
DSOの写真にダーク補正をするようになって、一枚の写真を作るのに時間がかかるようになりました。
それはそれで、楽しいのですが、惑星の画像処理が滞ってきています。
徐々に出来上がったものからご紹介していきたいと思います。
ご覧になっていただければ幸いです。
[撮影、画像処理をした機器、ソフトウェア]
赤道儀:ビクセンスーパーポラリス赤道儀
鏡筒:SVBONY社SV503 102ED D=102mm・f=714mm・F値7、EDレンズアポクロマート、×2バローレンズ使用
カメラ:CMOSカメラASI462MC
自動追尾:MD-6(ビクセン)、
撮影及びスタック:FireCapture2.6、AutoStakkert3.1.4
画像編集:RegiStax 6でWavelet処理
その他:UV/IRカットフィルター使用
木星 2021年8月29日撮影
いきなりピンボケ画像です。木星でピンボケするのは恥ずかしい。
模様がたくさんあって、ピントのとっかかりが多いから、ピントを出しやすいからです。

Gamma=100、Histogramm(min)=0、Histogramm(max)=3880、Histogramm=94%
今回はピントが合った気がします。もう一度追い込みなおした結果です。
ピントは自信がなかったら、再度追い込みなおすのが大事ですね。

土星 2021年8月29日撮影
そのピントを合わせるのが難しいのが土星です。とっかかりとなるのは、本体と輪の離れ具合、本体の縞模様一本、A環の薄くなり具合なんですが、本体の縞模様をPC画面で見たことがなく、そのほかの条件もなかなか満たすことができません。
しかし、EDアポクロマートのおかげで、発色はとても良くなりました。
因みに、本体の模様は80Mを使っている時にも見えていましたから、二本くらいは写したいです。

若干明るさを変えたら、カッシーニの空隙が明確になりました。そこは合格です。本体模様がもう一本欲しい!もう一息の写真でした。

Duration=60.004s、Frames captured=6851、ROI=640×480、ROI(Offset)=1144×464、FPS (avg.)=114、Shutter=7.300ms、Gain=420 (70%)、Gamma=100、Histogramm(min)=0、Histogramm(max)=4095、Histogramm=100%
まとめ
本日は、これくらいにしておきます。まだ、太陽で紹介していないのがあると思うので、チャンスがあったら公開したいと思います。
惑星撮影は楽しいです。
星見を再開してから、もう一年が経つんですね。時のたつのは早いもので。
その速さに負けないように、スキルも向上しているといいなあと思います。
コメント