目次
趣旨
現在、空は惑星が多く輝いています。天体望遠鏡で観測するなら、美しい姿を観測したいですよね。ピンボケでは気分もがっかりしてしまいます。
今回、ピント合わせに関する観測便利グッズを紹介したいと思います。
目的
毎月のように惑星が月とランデブーとか、最高光度とか、天体ショーが繰り広げられている中で、天体観測する場合に、問題の一つがピント合わせだと思います。
普通にやるとピント合わせノブを手前に回したり後方に回したりを繰り返して、ピントの合う位置を見つけていきます。
そこで問題になるのが、ノブを回すときの振動です。この振動がなければピント合わせは相当楽に、そして正確になります。
そこで、この振動を解消し、ピントを楽に正確に合わせるグッズを探してみました。
惑星観測のピント調節を楽に、そして正確に合わせるグッズ
JMI社製 「モトフォーカス」 電動フォーカサー装置
望遠鏡を使用するにあたり、特に高倍率を多用される方や、デジカメや冷却CCDカメラなでの撮影時にパソコンのモニターを見ながらピント調整される場合等、更にはとりあえずピント調整時に鏡筒に触る事によって微振動を与えたくない、願わくは望遠鏡から離れたところからピント調整を行いたい。そんなニーズにお答えする装置、それがこの製品ということです。
まったくそのとおりで、高倍率でのピント合わせは至難の業とも思えます。
取り付けられない鏡筒もありますから、是非に!という方は事前にお店にお問い合わせください。
取り付け対象によって価格が異なるのですが、おおむね36,300円税別です。
(下記webサイト、いきなり価格表に飛ぶので、ページの最初の方も見てくださいね)
超低価格電動モーターフォーカサー「KHM」
上記のモトフォーカスの廉価版のようですね。
モーターフォーカサーなら、人の手の動きでは難しい「もう少しでピントが合う」というような場面において、その「もう少し」の微妙なピント調整をモーターによる微動によって最終的な微調整を行い、ほぼ完璧なピント位置を見い出す事が可能となります。
経緯台にも最適です、追尾しながらの手動ピント合わせには、片一方の手で追尾しつつ、もう片一方の手でピント合わせノブを手で回すという行為から、ピントの調整はボタンを押すだけという行為に変わりますから、望遠鏡を操作する人は極力追尾に集中する事ができ、結果としてその望遠鏡が扱いやすい望遠鏡となる、とのこと。
経緯台は、特にそう感じますが、高倍率で観測している天体とか、あっという間に視界からいなくなりますもんね。
これも取り付けられない鏡筒もありますから、事前にお店にお問い合わせください。
お値段:12,800円税別です。
Vixen 天体望遠鏡 デュアルスピードフォーカサー
ラックピニオン式接眼部に交換・取り付けすることで、粗動と微動の2つのスピードでピント調整ができるようになります。減速比約7:1の微動が可能となり、天体写真撮影時や高倍率での観測時など、微細なピント合わせが必要とされる際に抜群の威力を発揮します。とあります。
今いち使い方がよくわかりません。管理人、情けない・・・
ただ、お値段は28,000円税別、とそれなりに高価です。
どのグッズがベストか?
Vixen社のは使い方が分からないので、ちょっと置いておいて。
管理人的には、デザイン的にモトフォーカスが好きではあります。そしてピントの振動から解放されるのなら多少高くても、モトフォーカスを選びたいところです。
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