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【天体観測機器】ビクセン80Mのアリガタ化、今度こそ完成

天体観測器具レビュー
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経緯

先般、ビクセン80Mのアリガタ化が完了したと記事にしました。

確かに完了したのですが、nekomeshi312さんから、アリガタはどうやって固定されているのかとコメントをいただき、確かに固定されていたのですが、実はアリガタのばか穴と固定するボルトのねじ山との摩擦で固定されたと感じられていただけでした。
で、その場は、アリガタと鏡筒バンドを固定するボルトを最後までねじ込むことによって、強引にアリガタを固定しました。

しかし、それは鏡筒にかなり負担を与えそうなことから、好ましい方法ではなく、nekomeshi312さんに教えていただいて、妥当なアリガタ化を実現しました。

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アリガタ化に足りなかったもの

要するにアリガタを固定する力は何もかかっていなかったので、その力がかかるようにしました。
アリガタと鏡筒バンドを固定するボルトの根元にナットを追加します。これが一番の修正点です、

なお、一番長いボルト(38mm、左から二つ)は、やはり長すぎで、もとのボルト(32mmのもの。右から二つ)を使用しました。
また、nekomeshi312さんやTwitterのフォロワーさんから勧められ、緩衝材をボルトで押す際に緩衝材が大きく損傷することを防ぐために、アルミの小さい板を追加しました。
NEWポラリス赤道儀のアリミゾ化をする時に、安全の観点から、アリミゾの台座の四方を落とした時にできたアルミ片です。これを接着剤で緩衝材のヒノキに固定します。
これで、緩衝材に大穴が開くことはありません。

で、アルミ片付きの緩衝材を鏡筒バンドとアリガタとの間に挿入。
もう、少しだけボルトで押すだけで鏡筒が固定されるくらいの隙間しか残りませんでした。

そしてボルトの根元のナットを締めて、アリガタを固定し、アリガタは完成です。
今度こそ完成です。

今度こそ、おかえり、80M。待ってたぞ。

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注意点

アリガタを固定しているボルトの締め残りと、アリミゾの台座になっているアルミ板を架台に固定しているボルトが干渉します。
そのせいで、あまり固定位置の微調整はできません。
あまり大した問題ではありません。最初からアリガタを適切な位置に取り付けておけばOKです。
こういうボルトの干渉って初めて体験しますが、DIYをする上では大事なことですね。

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まとめ

紆余曲折を経て、ビクセン80Mのアリガタ化ができました。
nekomeshi312さんのコメントがなければ、あのまま完成として、実際に使っている際に、アリガタが突然ずれ、80Mが落下したりしていたと思います。本当に助かりました。

あらためて、80Mをどう活用するか、考えています。

それよりなにより、早く天気が良くなって、SV503 102EDの活用を急ぎたいです。

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コメント

  1. ねこめし より:

    ようやく完成、おめでとうございます!。工作って色々試行錯誤するのが楽しいですね。まぁ失敗すると大事な機材を壊すこともあるわけですが(^^;

    • sanpojin より:

      ねこめしさん、ありがとうございます。

      ねこめしさんに指摘してもらわなかったら大変なことになっていました。ちゃんと頭を働かせないといけないですね。
      ほんと、工作は楽しいです。次は何を作ろうかな(笑)

      その時に間違っていたら、また教えてくださいね。

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