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【天体撮影】バラ星雲のモザイク撮影、パネル2を撮影

天体撮影に関する事項
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経緯

バラ星雲のモザイク合成を目指して、モザイクのパネルの撮影を始めました。

昨夜は二枚目のパネルの撮影を行いました。カメラの角度やら、赤経赤緯値やら不安要因が多いですが、何とかチャレンジしてみています。
今回二枚目ということで、撮影が正確なら二枚のパネルを繋げることができるはずです。
果たして、二枚のパネルはつながるのか?

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撮影の経過及び結果

極軸設定と自動追尾の状況

極軸設定は、設定誤差23″と良好でした。Excellentです。
しかし何故か、昨夜は自動追尾の品質が低く、これ以上追尾誤差が出たら撮影が中止になるかもという感じでした。
何がいけなかったのかな・・・

基準恒星と目標天体の導入

パネル2の赤経赤緯値は、赤経06h30m、赤緯+05°10′。
パネル1同様、基準恒星はこいぬ座プロキオン(等級0.40、赤経07h39m・赤緯+05°13′)としました。
かなりの回数、スナップショットを撮って、astrometry.netで現在位置を確かめ、目標パネルを導入しました。手こずって、パネル中央に到着するのに4回のトライを要しました。

↓確かにパネルを捉えています。

↓プロキオンです。

撮影の結果

[撮影に使用した機器、ソフトウェア]
赤道儀:ビクセン社スーパーポラリス赤道儀
鏡筒:SVBONY社SV503 102ED D=102mm・f=714mm・F値7、EDアポクロマート
カメラ:ZWO社CMOSカメラASI462MC
自動追尾:ビクセン社MD-6
撮影・スタック:SharpCap 3.2 (64 bit)によるノータッチライブスタック
画像編集:SharpCap 3.2 (64 bit) のヒストグラムによる炙り出し、GIMPによる色強調・color enhance・トーンカーブ処理
使用フィルター:×0.5レデューサー、UV/IRカットフィルター
撮影場所:自宅ベランダ
撮影日:2022年2月20日金曜日

露出8秒間、総スタック時間1848秒、GAIN300、リアルタイムダーク補正使用。
にて撮影です。
残念ながら、完璧な撮影にはなりませんでしたが、何とか許容範囲です。

↑パネル2と↓パネル1を重複させる部分が、撮影が正しければあるはずです。

ICEでは、STITCH不可能と言われました。
どうやらここまでは失敗しているようです。

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バラ星雲画像との比較

諸先輩の撮影されたバラ星雲画像と、管理人が撮影したパネルとを比較してみました。

パネル1を比較

諸先輩の撮影した素晴らしいバラ星雲画像。
○で囲ってあるところが、かろうじて、パネル1と一致する箇所です。ここを軸に合成はできるかもしれませんが、パネル1はかなり低い位置、しかも中央を外しています。
ということは、このパネルは使えないようです。赤緯値を10′以上外してしまったので当然と言えば当然ですが・・・残念。

パネル2を比較

○印部分が重複しています。このパネルは使えるかもしれません。

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まとめ

パネル1の位置の精度が低かったため、パネル2と並ぶことがなく、今回つなぎ合わせることはできませんでした。
パネル2はそこそこいけそうです。
この調子でパネル3、4を撮影出来れば、パネル1の撮り直しだけでモザイク合成が出来そうな気がします。

さて、今夜の天気は?

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