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【天体観測】オリオン座の散開星団NGC2175とモンキーヘッド星雲(HⅡ領域)を撮影

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撮影に至る経緯

本当に運が良いというか、連日のように天体観測が出来る天気に恵まれています。
さらに昨夜は月光も弱まり、DSOの撮影日和でした。
いつものとおり、会社から帰ると、ステラリウムで撮影するDSOを物色します。
撮影しやすい高さに、NGC2175という散開星団があります。
ほとんどふたご座の足あたりにあるのですが、所属はオリオン座です。
HⅡ領域を擁しているようで、美しい散開星団が期待できそうです。
昨夜のターゲットは、 NGC2175に決めました。
しかし撮影してみると、同時に別の大物を撮影する結果となりました。

↓NGC2175の撮影を終えた、スーパーポラリス赤道儀、モータードライブMD-6、鏡筒SVBONY社SV503 102ED。

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撮影の経過の結果

恒星のピント合わせ

今回はふたご座のアルヘナを使いました。
そして、今回も、一昨日の撮影のまま、ドローチューブの位置を動かしていないので、

ピントは合っているだろうと予測し、バーティノフマスクを装着してみると・・・ピッタリ合っているように見えましたので、この位置でピント固定です。

↓アルヘナです。小さな星が多くて賑やかですね。

極軸設定と自動追尾の状況

極軸設定の状況

NGC2175がどのような天体か分かりませんが、きちんと追い込んでおくに越したことはありません。いつもの緊張感をもって設定しました。
SharpCapのPolar Align機能を使い、設定誤差を15″まで追い込むことが出来ました。
これなら長時間の自動追尾にも耐えてくれそうです。

自動追尾の状況

今回の撮影時間は70分でした。
管理人のシステムにとってはかなりの長時間になります。やはりそこそこの誤差は出ましたが、許容範囲です。
追尾誤差の原因は、鏡筒のバランスにあったと思います。
設置の時バランスをとったら合っていたのですが、撤収の時にはバランスがとれていなかったのです。対物レンズ側が重くなっていました。
これってよくあるんですが、何か良い方法はないだろうか・・・

目標天体の導入

NGC2175の位置は、ふたご座とオリオン座の間にあるのですが、基準恒星の候補は二つ。
①オリオン座のベテルギウス(等級0.45、赤経05h56m・赤緯+07°24′)
②ふたご座のアルヘナ(等級1.90、赤経06h38m・赤緯+16°22′)
①は明るさで申し分ないですが、目標天体NGC2175(赤経06h10m、赤緯+20°28′)まで距離があります。
そこで、今回は、②のアルヘナを基準恒星としました。
導入は、赤緯目盛を読み違えたせいで迷子になり、4回目のトライで成功しました。

撮影結果

[撮影に使用した機器、ソフトウェア]
赤道儀:ビクセン社スーパーポラリス赤道儀
鏡筒:SVBONY社SV503 102ED D=102mm・f=714mm・F値7、EDアポクロマート
カメラ:ZWO社CMOSカメラASI462MC
自動追尾:ビクセン社MD-6
撮影・スタック:SharpCap 3.2 (64 bit)によるノータッチライブスタック
画像編集:SharpCap 3.2 (64 bit) のヒストグラムによる炙り出し、GIMPによる色強調、トーンカーブ調整
使用フィルター:×0.5レデューサー、UV/IRカットフィルター
撮影場所:自宅ベランダ

露出8秒間、総スタック時間4200秒間(70分間)、GAIN250、リアルタイムダーク補正使用。
にて撮影しました。
しかし、散開星団のようなものが見当たらないので、astrometry.netで確認してみました。
NGC2175はNGC2174「モンキーヘッド星雲」の中にあるんですね。
いや、といいますか、NGC2175がモンキーヘッド星雲(HⅡ領域)に囲まれているんですね。
完全に中央を外してしまっていますが、ご勘弁を。
モンキーヘッド星雲が完全に主役に見えますが、NGC2175もこじんまりと奇麗です。

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まとめ

今回も大物を釣って良い気分です。
撮影前にNGC2175を検索したら、モンキーヘッド星雲がたくさんヒットしたのは、↑のようなわけだったんですね。NGC2175はモンキーヘッド星雲がないことには始まらないと。
両者合わせて、美しい風景を生み出しているということです。
撮影して意外な結果になることは多いです。
こういうサプライズはウェルカムです。

さて、今夜は何を撮影しようか。できればサプライズのあるものが良いです。

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