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【天体観測】オリオン座のNGC2024「燃える木星雲」を撮影しました

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撮影に至る経緯

昨夜も晴れていましたが、月光が強く、DSOの撮影向きではありませんでしたが、折角の晴れの夜、何か成果を得たかったのです。
会社から帰ってベランダから夜空を見ると、オリオン座がやっと、公園の木立から少し顔を出してきたところでした。
ふたご座方面は月で全滅。いっかくじゅう座は、公園の木立のはるか下に隠れていました。

そこで、狙いはオリオン座にしぼり、周辺の星雲を物色しました。
結果、ASI294MCの画角でも収まりそうな、散光星雲NGC2024「燃える木星雲」を撮影することにしました。難易度は高そうな気がしましたがチャレンジしました。

↓燃える木星雲を追尾中の、スーパーポラリス赤道儀、モータードライブMD-6、鏡筒SV503 102ED

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撮影の経過及び結果

恒星のピント合わせ

今回も新鮮味を求めて、いつもよく使う恒星とは違う恒星を探しました。
運よく北に、おおぐま座のドゥベー(等級2.0)を見つけることが出来、これをピント合わせの対象としました。

真ん中の恒星が上にズレていますので、多少フォーカスノブを動かしました。

↓これで合っていると思います。

↓ピント合わせ後のドゥベーです。

極軸設定と自動追尾の状況

極軸設定の状況

相手は淡い(と思われた)星雲ですから、なるべく強調に堪えるように、総スタック時間を多くとりたかったので、いつも以上に真剣に極軸設定に取り組みました。
その結果、設定誤差7″という、これまでになかった素晴らしい結果が出ました。(まぐれです)
長時間追尾に期待がもてそうです。

自動追尾の状況

極軸設定が素晴らしかったせいか、自動追尾も素晴らしいものでした。
総スタック時間は74分32秒でしたが、まったく星が動かないくらい盤石なものでした。
おそらく、最低あと30分か1時間追尾しても、誤差は小さかったと思います。
時間の関係上、上記総スタック時間で強制終了となりました。

目標天体の導入

燃える木星雲は、オリオン座の三ツ星のすぐ隣にあります。
したがって、基準恒星は、三ツ星の一番左端のアルニタク(等級1.85、赤経05h41m・赤緯-01°55′)を使うことにしました。
目標天体の燃える木星雲(赤経05h42m、赤緯-01°49′)までは、ほんの少し移動することで到達できます。
結果として、2回のトライで、燃える木星雲を捉えることが出来ました。

撮影結果

[撮影に使用した機器、ソフトウェア]
赤道儀:ビクセン社スーパーポラリス赤道儀
鏡筒:SVBONY社SV503 102ED D=102mm・f=714mm・F値7、EDアポクロマート
カメラ:ZWO社CMOSカメラASI462MC
自動追尾:ビクセン社MD-6
撮影・スタック:SharpCap 3.2 (64 bit)によるノータッチライブスタック
画像編集:画像編集:SharpCap 3.2 (64 bit) のヒストグラムによる炙り出し、GIMPによるトーンカーブ調整
使用フィルター:×0.5レデューサー、UV/IRカットフィルター
撮影場所:自宅ベランダ

露出8秒間、総スタック時間4472秒間(74分32秒)、GAIN250、リアルタイムダーク補正使用。
で撮影しました。月光参考です。
予想としては、この辺りの星雲は難易度が高いという先入観を持っており、あまり期待していなかったのですが、なかなか上手に、燃える木星雲を写すことが出来ました。
この総スタック時間でも、被りが出てしまいますか・・・
この天体は、星雲を伴う散開星団ということなのですが、散開星団らしきものは確認できませんでした。大望遠鏡でないと見えないのか、強調のし過ぎで星が埋もれてしまったか・・・

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まとめ

今回は大物を釣った気分で、とても幸せです。
そして完璧なまでの自動追尾、言うことはありません。
意外とオリオン座周辺もいけるかもしれませんので、今後も取り組んでみたいと思います。
冬の星座の代表の一つですから、しっかり観測しておきたいと思います。

さて、次のオリオン座周辺のターゲットは何にしようか。

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