経緯
ペルセウス座の散開星団の旅の一環で観測対象に選択しました。
本当は11月3日に撮影していたのですが、記事にするタイミングを逸していました。
小さな散開星団シリーズ第3弾です。
そのシリーズの一つにしようとは思っていませんでした。ペルセウス座周りの散開星団を撮影してみたら、偶然小さかった、ということです。
Wikipediaの写真では散開星団の形がはっきりわかるケースの方が少なくて、導入してみて、あ、小さい、って気づくパターンです。
そしてシリーズが無事続いていること、祝着至極。
撮影結果
極軸設定
あまり記憶がないのですが、今回の画像が出来ていることを考えると、無事極軸設定が出来たことは確実です。
SharpCapのPolar Align機能を使用して、goodか、Excellentの称号をもらったことでしょう。
追尾誤差がわずかですから。
導入
一発で導入は出来なかったと思います。
保存してあった基準恒星のキャプチャー画像を見ると、ペルセウス座ρ星(赤経03h05m、赤緯+38°50′)を基準恒星にしたようです。
ということは、ほんの少し歩けば、NGC1342(赤経03h31m、赤緯+37°22′)に辿りつけたというわけです。
↓ ペルセウス座ρ星
撮影結果
[撮影をした機器、ソフトウェア]
赤道儀:ビクセン社スーパーポラリス赤道儀
鏡筒:SVBONY社SV503 102ED D=102mm・f=714mm・F値7、EDアポクロマート、×0.5レデューサー使用
カメラ:ZWO社CMOSカメラASI462MC
自動追尾:ビクセン社MD-6
撮影・スタック:SharpCap 3.2 (64 bit)によるライブスタック(リアルタイムダーク補正機能使用)
画像編集: SharpCap 3.2 (64 bit) のヒストグラムによる炙り出し
その他:UV/IRカットフィルター使用
小さな散開星団のシリーズ入りになったように、これも良い加減にこじんまりした散開星団です。
周りには分子雲があるそうですが、当然管理人のシステムで撮影できるはずもなく・・・
そういうのも、いずれ撮影できるようになりたいです。
露出8秒間、総スタック時間1800秒間(リアルタイムダーク補正使用)、GAIN200。
何がいい形なのか、感じ方は人それぞれですが、この形は、管理人好みです。
一応、NGC1342の範囲です。↓小さいですね。
まとめ
小さな散開星団シリーズ第三弾、無事に迎えられてよかったです。企画倒れになると恥ずかしいですから。
今のところ、偶然小さな散開星団に出会えています。
毎回でなくても良いので、ぽつりぽつりと小さな散開星団に出会って記事にしていけたら嬉しいです。
ところで、こんな形の散開星団が好き、というこだわりを持っている人、いらっしゃいますでしょうか。
次の小さな散開星団に出会うのが楽しみです。
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