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【天体観測】秋の銀河、ちょうこくしつ座渦巻銀河NGC253の迫力

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経緯

天文ガイドの付録ポスターに触発されプチ遠征へ

以前の天文ガイドの付録で、季節別、方角別に見えるDSOを並べたポスターがついていました。これを改めて見て、まだ秋のDSOを消化していないことに気が付きました。
そのポスターには、秋のDSOが八つ掲載されていて、管理人はそのうち四つしか消化していません。
●掲載されているDSO
アンドロメダ銀河、M33、M76小あれい星雲、NGC55、NGC247、NGC253、ペルセウス座二重星団、らせん状星雲

このうち管理人が良くも悪くも撮影したDSOは、以下の記事のとおりです。

季節はもう冬。
何だか乗り遅れている気がして、掲載されている八つの天体をできるだけ撮影していこうという気持ちになりました。
そこで昨日、珍しく金曜日の在宅勤務で時間に余裕があったため、終業時刻になったら即PCをシャットダウンして、プチ遠征の準備を急いでして、もう真っ暗になった夜の郊外へ向かったのでした。

ねらい

まずは、管理人の家から観測できないDSOを撮影することにしました。
管理人の家から南の方向には鉄塔やら何やら高い建築物が立っており、それに照明までついているので、よっぽど上手くタイミングが合わないと撮影できません。

そこで、今回のプチ遠征では、南の星座、ちょうこくしつ座に属するDSOを撮影することとし、まずは渦巻銀河NGC253を撮影することにしました。

NGC253は、銀河系から最も近い銀河群の1つであるちょうこくしつ座銀河群の中心に位置する。NGC253 はその中で最も明るく、NGC 247、PGC 2881、PGC 2933、UGCA 15等と重力で結びついている。ちょうこくしつ座銀河群のその他の銀河は、この銀河群の核に弱く結びついているだけである。(Wikipediaより)

要するにNGC253はかなり重要な銀河なのですね。是非撮影しておきたい気持ちになりました。
撮影条件としては、この季節、南の低空にあるという条件の悪さが気になりました。

プチ遠征先に到着

管理人がここと決めているプチ遠征先は二カ所あります。
一カ所はアスファルトの駐車場があり、望遠鏡を安定して設置できます。
もう一カ所は、砕石敷きですが、南方面がそこそこ良い暗さです。(それでも完全には暗くならない)
ということで二カ所目にプチ遠征先を決定しました。

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撮影結果

極軸設定

いつものSharpCapによるPolar Alignを使用し、「Excellent」まで追い込みました。
追尾誤差はほとんど出ないだろうと思いましたが、甘かったです。
南の低空は、赤緯値が低く、自動追尾にシビアな精度を要求してきます。
しかし今回は、そこそこの追尾誤差は出ましたが、40分間の総スタック時間というのもあって、管理人的には許容範囲でした。
しかし今回、追尾誤差による画像外周の枠は切り取りました。
やっぱり格好悪いから・・・

導入

プチ遠征先とは言え、南の低空に見えた恒星は一つしかありませんでした。
フォーマルハウトです。えり好みしてはいられないので、フォーマルハウトを基準恒星(赤経22h57m、赤緯-29°37′)としました。目標天体NGC253は赤経00h47m、赤緯-25°17′。
とても運がよく、フォーマルハウトなら、ほぼベストの基準恒星です。
導入は一度で成功。
NGC253の視等級は8と比較的明るく、SharpCapのキャプチャー画面で確認できたので、導入は楽でした。
↓フォーマルハウト

撮影

[撮影をした機器、ソフトウェア]
赤道儀:ビクセン社スーパーポラリス赤道儀
鏡筒:SVBONY社SV503 102ED D=102mm・f=714mm・F値7、EDアポクロマート、×0.5レデューサー使用
カメラ:ZWO社CMOSカメラASI462MC
自動追尾:ビクセン社MD-6
撮影・スタック:SharpCap 3.2 (64 bit)によるライブスタック(リアルタイムダーク補正機能使用)
画像編集: SharpCap 3.2 (64 bit) のヒストグラムによる炙り出し、GIMPによるトーンカーブ補正
その他:UV/IRカットフィルター使用

露出8秒間、総スタック時間2400秒間(リアルタイムダーク補正使用)、GAIN270の設定でライブスタックしました。
待ちきれず、ライブスタック中に炙り出しをしてみると、迫力のある銀河が見えました。
これは成功かもと・・・・
渦巻までは確認できませんでしたが、予想どおり撮影には成功しました。
しかし、この恒星のぼったり感、ピント甘かった?
まあ、塵の様子も分かるし、D102mm鏡筒としてはこれで許してほしいと思います。

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まとめ

今回、秋のDSOの代表格を見逃さずに撮影できて良かったです。
ピントに関しては相当追い込んだと思ったのですが、まだ甘かったか?
でも、大銀河の撮影は興奮しますね。仕上がりが良ければ、さらに小躍りします。
追尾誤差とピン甘はあったものの、大銀河の迫力は十分に確認できます。

あと、秋の銀河としては、NGC253のすぐ近くに、NGC247があるので、そこを狙ってみようと思います。それを入れてあと三つ撮影出来たらコンプリート。
もう冬ですが、秋のラストスパートをしたいと思います。

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