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【天体観測】ペルセウス座の散開星団NGC1245を撮影してみた

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経緯

これ、10月28日に撮影していて、記事への掲載のタイミングを逸していました。これも例のペルセウス座散開星団の旅の関係で選びました。
やはり散開星団は奇麗なので、ついつい選択してしまうのです。
この散開星団巡りは、なかなか充実したものになりました。

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撮影結果(2021年10月28日)

極軸設定

例によって、SharpCapのPolar Alignを使いました。もうすっかり自分のものにすることが出来ています。この時もあっという間に極軸の追い込みに成功しました。
逆に、この機能がなくなったら、今の天体観測スタイルはがらりと変わってしまうでしょう。
正確な極軸合わせが出来ず、きっと、短時間露出プレーヤーになるのだと思います。(今も短時間ではありますが、さらに。)

導入

明るい空で恒星が見当たらず、しかたなく、困った時のカペラ(赤経 05h16m、赤緯+45°59′)を基準恒星にしました。
目標天体NGC1245(赤経03h14m、赤緯+47°15′)まで遠いというほど遠くありませんが、本当はペルセウス座のミラクを選択したかったです。
導入には一度失敗し二度目で成功しました。

撮影結果

[撮影をした機器、ソフトウェア]
赤道儀:ビクセン社スーパーポラリス赤道儀
鏡筒:SVBONY社SV503 102ED D=102mm・f=714mm・F値7、EDアポクロマート、×0.5レデューサー使用
カメラ:ZWO社CMOSカメラASI462MC
自動追尾:ビクセン社MD-6
撮影・スタック:SharpCap 3.2 (64 bit)によるライブスタック(リアルタイムダーク補正機能使用)
画像編集: SharpCap 3.2 (64 bit) のヒストグラムによる炙り出し
その他:UV/IRカットフィルター使用

露出8秒間、総スタック時間1800秒間(リアルタイムダーク補正使用)、GAIN250。
結構迫力のある散開星団です。
星の集まり具合が、インパクトにつながっています。
やはり、天の川周辺は賑やかで美しい。

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まとめ

ペルセウス座の旅は終わりを告げ、ぎょしゃ座の旅が始まろうとしています。
ぎょしゃ座内の散開星団のほとんどは、昨年撮影したのですが、その時はアクロマートの口径80mm、ビクセン80Mで撮影していました。UV/IRカットフィルターも使っていなくて、恒星が広がってしまっていました。
今の新体制で、もう一度ぎょしゃ座内をめぐってみたいと思います。

あ、あと、ぎょしゃ座の旅とは関係はないですが、かに星雲が、管理人の家のベランダから、いよいよ見えてきそうです。
管理人初のDSO、かに星雲、今年も撮影します。楽しみです。

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