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【天体観測】小さな散開星団、ぎょしゃ座NGC1778を撮影

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ねらい

散開星団は、なぜこれが散開星団と認定されたのか、とても不思議なものがあります。
ほとんど星の集まりとは思えないものが多いのです。
昨夜も、その不思議な散開星団の撮影をしました。
ぎょしゃ座の散開星団NGC1778です。

なぜNGC1778かというと、先般たどっていたペルセウス座の散開星団の近くにあり、目についたからです。さて、どんな姿の散開星団でしょうか。

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極軸設定

SharpCapのPolar Alignを使って、1′より少ない誤差に合わせることが出来ました。
撮影に向けて準備万端です。

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導入

ぎょしゃ座の中の散開星団を撮影するので、明るく輝くカペラ(赤経 05h 16m、赤緯+45°59′)を基準恒星にしました。
目標天体NGC1778(赤経05h08m、赤緯+37°03′)までは簡単にたどり着きます。
昨夜は雲がなく、恒星が良く見えたので、基準恒星も簡単に選択できます。

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撮影

[撮影をした機器、ソフトウェア]
赤道儀:ビクセン社スーパーポラリス赤道儀
鏡筒:SVBONY社SV503 102ED D=102mm・f=714mm・F値7、EDアポクロマート、×0.5レデューサー使用
カメラ:ZWO社CMOSカメラASI462MC
自動追尾:ビクセンMD-6
撮影・スタック:SharpCap 3.2 (64 bit)によるライブスタック(リアルタイムダーク補正機能使用)
画像編集: SharpCap 3.2 (64 bit) のヒストグラムによる炙り出し
その他:UV/IRカットフィルター使用

早速撮影開始です。
何故か無視されるフレームが多く、実際には1時間くらいの撮影時間がかかりました。
それでもこの追尾誤差、とても満足です。

露出8秒間、総スタック時間1824秒間(リアルタイムダーク補正使用)、GAIN200。
中心部分に少し星が集まっていますが、これがNGC1778です。
良く星の集まりとして見つけたなあと、見つけた人を尊敬するのでした。

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まとめ

散開星団は数も多く、管理人は昨年から追い続けています。
これからも散開星団を追い続ける予定です。
その中で、今回のような、ある意味変わった散開星団に出会うのが楽しみです。
次の目標天体は同じくぎょしゃ座のNGC1857にしましょうかね。
残念ながら、今夜は雨のようですね。残念。

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