【天体観測】しし座棒渦巻銀河M95、いっかくじゅう座NGC2286等を撮影

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環境

昨夜は気温も高め、体力消耗の少ない夜で、天体観測にはぴったりでした。
雲もなく、安心して観測できました。

薄暮の頃から観測基地を設置し、食事を挟んで、23時まで撮影を続けました。
これができるのも、気温が高めだったせいだと思います。

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珍しく渦巻銀河に挑戦

昨夜は5つの天体を撮影しました。
なかでも、特筆すべきは、銀河の撮影に臨んだことです。
しし座の棒渦巻銀河M95(赤経10h43m、赤緯+11°42′)を狙いました。

まあ、以前にも、ちょうこくしつ座の渦巻銀河NGC7793にトライして、撮影に成功1回、失敗1回(スタックが一度も成立しなかった)、という実績がありました。
だから、今回は是非、撮影に成功したかったのです。

渦巻銀河NGC7793も再トライしたいのですが、暗くなるころにはもう低空に沈みかかっており、住宅などに隠れて見えなくなっています。
来年までの課題になっています。

いっかくじゅう座NGC2286(赤経06h47m、赤経-03°08′)については、ふたご座から飛べる天体を探していたところ、見つけたものです。
これは慣れた散開星団ですから、安心して撮影出来ました。

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撮影結果

[撮影、画像処理をした機器、ソフトウェア]
ビクセンNEWポラリス-80M、D=80mmアクロマート、F=910mm、×0.5レデューサー、CMOSカメラASI462MC、モータードライブMD-5(ビクセン)
撮影及びスタッキングソフト:SharpCap 3.2 (64 bit)で撮影・ライブスタック
画像編集ソフト:GIMP(色レベル・トーンカーブ補正で炙り出し、ノイズ軽減)
撮影場所:自宅ベランダ

しし座M95(露出30秒、総スタック時間1200秒)

2021年2月6日23:08撮影。
M95は9.73等と、管理人の望遠鏡にとって暗くてダメというほどではないですが、やはり、淡い部分が少しでも写ると良いと思い、散開星団を撮影する時より2倍の1200秒の総スタック時間にしました。ノータッチの露出は、最近では30秒間が限界なので、スタック時間で稼ごうという作戦?です。

また、GAIN値を300まで上げてみました。
ここのところの散開星団撮影では、200から220だったので、少し冒険してみました。
これも淡い部分がなるべく写るようにと行ったものです。
この辺りの調整ができるのは、ZWO社のASILiveではできないところです。

個人的には満足のいく結果となりました。渦巻は見えないまでも、中心部の明るい部分から、周辺部の淡い部分まで写りました。ソフトな仕上がりになったのも気に入っています。
渦巻までは、口径80mmの分解能では、また露出と撮影時間も短いので、やはり無理なのだろうと・・・

いっかくじゅう座NGC2286(露出30秒、総スタック時間600秒)

同日21:05撮影。GAIN:220
いっかくじゅう座方面は結構撮影している方ですが、天の川が通っているせいか、賑やかで華やかで美しい天体が多い気がします。
NGC2286もそうです。まさしく、降るような星です。

これ、結構広がりがあるなあと思って、画像を1枚とり、例のサイトで調べてみたら、驚きました。

このサイトによれば、周りの立派な星の集まりではなく、小さくて細かい星の集まりの部分が、NGC2286なのだそうです。そう知ってから画像を見直すと、不思議な気分になります。

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まとめ

チャレンジングだった渦巻星雲の撮影も成功し、とても嬉しい気分です。
これからも渦巻銀河を狙っていこうと思います。
しかし、撮影精度にはシビアなものが求められるので、なるべく明るい、高度のちょうどいい渦巻星雲を狙っていきたいと思います。
ベランダから撮影できる渦巻星雲で明るいもの、という選択肢が少ないのが難点ですが、頑張って探します。

散開星団は、発見者はなぜあの範囲をNGC2286としたのか疑問です。周りの星も取り込めばよかったのにと、素朴に思いました。

昨夜は今回ブログにした天体以外に、かに座M44、かに座M67、ぎょしゃ座NGC2281を撮影しました。追ってブログにアップしていきたいと思います。

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