【天体観測】ぎょしゃ座散開星団の旅2、M37の再撮影に成功

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経緯

このところ、ぎょしゃ座の散開星団を撮影して回っています。
ぎょしゃ座散開星団の旅です。今回の記事から、これもシリーズ化しました。
鏡筒も新調したことだし、見え味を確かめるために、昨年撮影した天体を再撮影して回っています。
ぎょしゃ座は、美しい散開星団を擁し、管理人のお気に入りです。家のベランダからも観測しやすい方角にあるので、余計に撮影したくなります。

さて、↑の記事に記載のある散開星団を撮影し、残るは、M37、NGC1857、NGC1902くらいなのですが、実は、M37と、NGC1857は撮影済みです。
そこで、今回はM37撮影のお話です。

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撮影結果 2021年11月12日

極軸設定

ここのところ、SharpCapのPolar Align機能の使用については好調で、常に設定誤差は1′以内で、SharpCapから「Excellent」の評価を得ることが普通になりました。
「Good」の評価とは、追尾精度が違う気がします。気のせいかな。
で、M37の撮影の時も 「Excellent」 でした。しかも短時間で追い込めました。
撮影の土台が出来上がりました。

導入

この日は、雲が出たり出なかったりしていて、M37(赤経05h52m、赤緯+32°33′)周りではカペラしか見えなかったため、位置的にはエルナト(赤経05h26m、赤緯+28°36′)が近いのですが、曇りがちで見えたり見えなかったりでしたので、困った時のカペラ(赤経 05h16m、赤緯+45°59′)を基準恒星に選びました。
カペラは明るくて、管理人を、ぎょしゃ座においでおいでしているようです。

↓カペラ

撮影結果

[撮影をした機器、ソフトウェア]
赤道儀:ビクセン社スーパーポラリス赤道儀
鏡筒:SVBONY社SV503 102ED D=102mm・f=714mm・F値7、EDアポクロマート、×0.5レデューサー使用
カメラ:ZWO社CMOSカメラASI462MC
自動追尾:ビクセン社MD-6
撮影・スタック:SharpCap 3.2 (64 bit)によるライブスタック(リアルタイムダーク補正機能使用)
画像編集:画像編集: SharpCap 3.2 (64 bit) のヒストグラムによる炙り出し、GIMPの色レベル調整による炙り出し
その他:UV/IRカットフィルター使用

M37の前を何度も雲が通り過ぎて、無視されるフレームが多く、全体の撮影時間は総スタック時間の倍ぐらいかかりましたが、追尾誤差も許容範囲で、とても満足です。
今回、SharpCapのヒストグラムの炙り出しと、GIMPの色レベル調整による炙り出しと両方行ってみました。
前回のM36撮像の際に、久しぶりにGIMPで撮像してみたら、なかなか良い感じだったので。

炙り出しのパラメーターは手動に頼っているので、撮像のレベルは同じではありませんが、GIMPによる炙り出しの方が、被りも少なく、クリアな感じです。

露出8秒間、総スタック時間1800秒間(リアルタイムダーク補正使用)、GAIN270、の撮影です。

SharpCapのヒストグラムによる炙り出し

GIMPの色レベル調整による炙り出し

昨年撮影したM37

ビクセン社NEWポラリス80Mで撮影したもの(D80mm、f 910mm)。技術と機材は進歩しているようです。あくまでも気持ちですが。

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まとめ

M37は、ぎょしゃ座のM36・M37・M38の3つの散開星団の中で最も規模が大きく、500個以上の恒星からなる散開星団です(Wikipediaより)。
管理人の腕でも、迫力のある美しいM37の姿を撮影することが出来ました。やっぱりぎょしゃ座は良いです。

今回、炙り出しをSharpCapとGIMP両方で行ってみました。すべての天体に言えることではないと思いますが、GIMPの画像処理能力は高い気がします。
ヒストグラムの炙り出しではなく、GIMPの方は色レベルの調整ですから、当然言えば当然なのかもしれません。
これからも、SharpCapとGIMP両方で撮像し、良い方をブログ記事に掲載したいと思います。

さて、ぎょしゃ座散開星団の旅も終わりに近づいており、残すところわずかになってきました。
忘れてはならないのは、M38のすぐ近くにあるNGC1907です。星図でM38と重なっていたので、見落とすところでした。
もう少しぎょしゃ座散開星団の旅を楽しめそうです。

夜はとても寒くなりました。寒さに負けずに天体観測を続けます。

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