経緯
晴れた夜は必ず望遠鏡を出し、惑星たちとDSOを撮影しています。
しかし、本当に素晴らしい、と思える出来栄えのものは少ないです。
今回は、直近に撮影した惑星で、まずまずの出来のものを紹介します。
[撮影をした機器、ソフトウェア]
赤道儀:ビクセン社スーパーポラリス赤道儀
鏡筒:SVBONY社SV503 102ED D=102mm・f=714mm・F値7、EDアポクロマート、×2バローレンズ使用
カメラ:CMOSカメラZWO社ASI462MC
自動追尾:ビクセン社MD-6
撮影及びスタック:FireCapture2.6、AutoStakkert3.1.4
画像編集:RegiStax 6でWavelet処理、GIMPによる彩度補正
その他:UV/IRカットフィルター使用
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木星
ここのところは、ピント合わせがうまくいかず、なかなか良い画像が出来ません。
惑星の季節も後半も後半なのですが、これだ!っていう画像がもっと欲しいところです。
2021年11月4日撮影
大赤斑が写っていればそれなりの画像になったと思います。これもピントが甘い。
2021年11月10日撮影
大赤斑が見えたにもかかわらず、ピントが合いませんでした。
言い訳ですが、シーイングが悪く、大赤斑も良く見えなかったので、その色の濃さでピントを合わせることができませんでした。
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土星
土星も、胸を打つ画像はとれていません。カッシーニの間隙の分離もままなりません。
2021年11月4日撮影
これがまずまずの出来です。よく見ると、本体模様が2本ある気がします。
カッシーニの間隙はかろうじて分離して見えます。
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金星
2021年11月3日撮影
金星はこれまでピントという概念自体ないような撮影をしてきました。ゆらゆらしていて、ピントノブを決められないのです。
しかしこの画像は奇跡です。ほぼピントが合っています。若干大気分散の影響を受けていますが、惑星の画像、っていう感じになっています。奇跡か管理人の腕か・・・
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まとめ
土星は、比較的早い時間に西に傾くようになりました。もう旬ではないのです。
良い画像を残そうと、気ばかり焦ります。
惑星の天体画像は、腕とシーイングがポイントだと思います。
腕はこれ以上上がりそうにないので、シーイングの良い日を待つばかりです。
シーイングの良い日、早く来ーい!
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