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【天体観測】2022年6月26日以降の木星、土星、火星の様子を撮影

惑星に関する情報
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概要

惑星を今シーズン初めて撮影して以来、毎朝早起きして精力的に撮影を始めました。
まだこの季節はシーイングも良好で、画像も多く撮れています。
昼間寝ないようにするのがとても大変ですが、惑星の撮影は病みつきになりますね。毎朝の日課になっています。

管理人ちの前の公園の木立を木星が超えてくるのが、03時30分。
睡眠時間はかなり削っています。それでも見たい、惑星!
これ、まずはだんだん、出時が遅くなっていくんですよね。もっと早く起きないといけない日々がやってくるのか!(早い時間に木立に隠れていることになるので)

きついけど、早起き出来たら撮影するスタンスでいきたいと思います。惑星の本格シーズンはまだまだ続きますから。

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惑星の画像

[撮影に使用した機器、ソフトウェア等]
赤道儀:ビクセン社スーパーポラリス赤道儀
鏡筒:SVBONY社SV503 102ED D=102mm・f=714mm・F値7、EDアポクロマート、×2バローレンズ使用
カメラ:CMOSカメラZWO社ASI462MC
自動追尾:ビクセン社MD-6
撮影・スタック:FireCapture2.6による撮影、AutoStakkert3.1.4によるスタック
画像編集:RegiStax 6でWavelet処理、GIMPでカラーバランス変更
使用フィルター:UV/IRカットフィルター
撮影場所:自宅ベランダ

木星

6月27日撮影

実質今シーズン初めての撮影です。初めての撮影で大赤斑に遭遇し、とても運が良いです。
ピントはやはり甘いなあ。

撮影時間90秒間、露出=8.000ms、Gain=248 (41%)

6月29日撮影

また大赤斑に遭遇。大赤斑の出です。この後は、空が明るくなってしまい撮影できませんでした。

6月30日撮影

大赤斑も暗斑も写っていないので、イマイチですが、帽子がはっきり写っているので、掲載します。

撮影時間90秒間、露出=8.000ms、Gain=237 (39%)

7月1日撮影

これは、大赤斑は写っていませんが、暗斑がはっきり写っており、ピントが合っていると思います。
細かい模様も写っています。
ここに大赤斑か、ガリレオ衛星の影が写っていれば良かったです。

撮影時間=90秒間、露出=7.000ms、Gain=263 (43%)

↓木星を追尾・撮影するビクセン社スーパーポラリス赤道儀、ビクセン社モータードライブMD-6、SVBONY社鏡筒SV503 102ED

7月2日

今年は大赤斑遭遇率が高いです。運が良いです。まいくろさんご紹介の、Javascript AstroTools – Jupiter Tool (city.nagoya.jp)のおかげで、今朝は予測して撮影しました。

撮影時間=90秒間、露出=6.500ms、Gain=277 (46%)

土星

6月27日撮影

土星は、管理人自身がこの画像の出来栄えに感動して、その後撮影していません。カッシーニの空隙、本体模様複数、完璧です。
早朝起きる時間では、もう土星が捉えられる角度にありません。どんなにアクロバットな姿勢をしてもファインダーに捉えられません。残念です。

撮影時間90秒間、Shutter=8.000ms、Gain=380 (63%)

火星

6月27日撮影

今シーズン初めての撮影です。拡大すると、黒い表面模様が見えます。
先般の大接近のありがたみがよく分かります。

撮影時間60秒間、Shutter=8.172ms、Gain=206 (34%)

6月30日

これも、よく見ると表面模様が確認できます。プレッシャーがないからか、火星のピントは良く合います。

露出60秒間、Shutter=3.722ms、Gain=250 (41%)

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まとめ

今年の惑星シーズンのスタートダッシュは早いです。
しかも苦手な早起きをしています。

DSOも良いですが、惑星も良いです。早く昨年を超える画像を撮影したいです。

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