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いっかくじゅう座が見やすくなってきた
いっかくじゅう座は、魅力的な散開星団も多く、管理人の撮影スタイルに合った星座です。
これが、まだまだ、家の前の公園の木立を越えてきてくれなかったのですが、最近やっと、あまり遅くない時間に、越えてきてくれるようになりました。
今回は、いっかくじゅう座で撮影してみたいDSOについて記事にしたいと思います。
いっかくじゅう座で撮影してみたいDSO
ほとんどが散開星団です。散開星団は明るくて、導入等観測しやすく、そして美しいDSOです。
これまでも、その多くを撮影してきました。
また、今年は反射星雲や、HⅡ領域も撮影してみたいと思います。
①散開星団 NGC2301 Hagrid Dragon Cluster
赤経06h52m、赤緯+00°25′
ハグリッドの龍星団・・・ハグリッドって人の名前ですかね。龍のような散開星団は見てみたいです。
恒星数も100以上あり、迫力がありそうで期待できます。
NEWポラリス80M時代の記事はこちら↓
②散開星団 NGC2232 Double Wedge cluster
赤経06h28m、赤緯-04°46′
二つの楔星団。
名前が色々な物を想像させます。
恒星数は50未満と、こじんまりした、小さな散開星団っぽいですが、小さな散開星団もまた美しいのです。
NEWポラリス80M時代の記事はこちら↓
③反射星雲 IC2177 かもめ星雲
赤経07h05m、赤緯-10°29′
これは、かもめの形をしているので、かもめ星雲ですね。
HⅡ領域ですので、難易度が高いですが、是非チャレンジしてみたいです。
④散開星団 NGC2343 Double Mint Cluster
赤経07h09m、赤緯-10°39′
何だか商品名のような名前で面白いですね。ダブルミントの味!みたいな。
Mintの味が伝わってくるのか、ミントの葉の形をしているのか、見てみてのお楽しみです。
NEWポラリス80M時代の記事はこちら↓
⑤散開星団 NGC2353 アヴェリーの島
赤経07h15m、赤緯-10°18′
これは、どこかに実在している島の名前でしょうか。
それとも、アヴェリーというのは人の名前か。
アヴェリー島を私有している富豪が、その子供の名前をつけてあげたとか(そんなわけない)
きっと、島の形が似ているというのが穏当なところでしょう。
NEWポラリス80M時代の記事はこちら↓
⑥HⅡ領域 NGC2359Thor’s Helmet Nebula
赤経07h19m、赤緯-13°16′
これは、HⅡ領域で、上手に撮ることが出来れば、とても良い画像になります。
命名は、アヒルの頭星雲、空飛ぶ眼玉星雲、口笛星雲、相変わらず共通性のない名前もついています。
名付ける人の、その日の気分でも変わるのでしょうね。
まとめ
まだまだ寒いのですが、天体観測をしていると、少しずつ暖かくなってきたのを感じます。
もう少しで天体観測シーズンがやってきます。寒くないという意味で。
いっかくじゅう座はその象徴でもあります。
上記以外でも、いっかくじゅう座には撮影してみたい散開星団があります。
いっかくじゅう座は結構楽しめる星座だと思います。
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