【天体観測】惑星のシャープさは今はこれが精いっぱい

天体撮影に関する事項
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今の惑星画像のシャープさ

寒くなってきて、夜風も強い日が多くなった今日この頃、天体観測を取り巻く環境も厳しくなりました。

シーイングが悪くなる→天体像が乱れる→シャープな画像が得られない(ついでに言うと観測中寒い)

こういう構図ですね(当たり前ですが)

撮影中、パソコン画面上では、惑星がふにゃふにゃしています。
画像処理しても、つい二週間ほど前より、シャープさが全然違います。

↓2020年10月24日18:03撮影
今では見えないような模様、形が良く見えます。

No.180247、Duration=60.012s、Frames captured=5995、ROI=640×480、FPS (avg.)=99、Shutter=10.00ms、Gain=283 (47%)、Gamma=100、
Histogramm(min)=0、Histogramm(max)=4095、Histogramm=100%
[Wavelet処理]Layer1 Denoise 0.15 Sharpen 0.16 Preview100
Layer2 Sharpen0.1 Preview11.0

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シャープな画像を得るのは今は我慢

星のきらめく季節は、夜空を眺めるには良いけど、天体観測には条件が悪いですね。
管理人は、星の人になってほぼ初めて天体撮影をするようになりました。
これからやってくる、シーイングの悪い季節の本番に撮影をするのは多分初めてでしょう。
天気には勝てないので、今はじっと我慢するしかありません。
少しでもシャープな画像を得るためにピントを追い込めるだけ追い込む、これだけです。

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今はこのくらいのシャープさが限界

それでも、今は何とか頑張って、今なりのシャープな画像を得ているつもりです。

[撮影、画像処理をした機器、ソフトウェア]
ビクセンNEWポラリス-80M、D=80mmアクロマート、F=910mm、×2バロー、CMOSカメラASI462MC、モータードライブMD-5(ビクセン)
撮影場所:自宅ベランダ
撮影ソフトウェア FireCapture2.6 スタッキングソフトウェア AutoStakkert3.1.4
画像処理ソフトウェア RegiStax 6

木星 2020年11月5日19:41撮影

シーイングの悪さは画像処理で何とかしますが、この木星についてはこれが限界でした。これ以上処理してもノイズが増えるばかりで・・・大赤斑も、ガリレオ衛星の影も見えず、がっかりです。

No.194057、Duration=60.011s、Frames captured=6322、ROI=640×480、FPS (avg.)=105、Shutter=9.486ms、Gain=300(50%)、Gamma=100、Histogramm(min)=0、Histogramm(max)=3461、Histogramm=84%
[Wavelet処理]Layer1 Denoise 0.2 Sharpen 0.17 Preview100
Layer2 Sharpen0.1 Preview23.2

土星 2020年11月5日19:14撮影

A環は確認できるのですが、カッシーニの空隙まで分離してくれません。ピントの甘さか、シーイングが悪かったせいか。

No.191416、Duration=60.012s、Frames captured=5994、ROI=640×480、FPS (avg.)=99、Shutter=10.00ms、Gain=441 (73%)、Gamma=100、
Histogramm(min)=0、Histogramm(max)=3972、Histogramm=96%
[Wavelet処理]Layer1 Denoise 0.2 Sharpen 0.15 Preview100

ついこの間までは、カッシーニの空隙が見えていました。画像処理技術が低かったので、見た目は今の方が良いかもしれません。
2020年10月11日18:27撮影

No.182704、Duration=60.002s、Frames captured=5994、ROI=640×480、FPS (avg.)=99、Shutter=10.00ms、Gain=416 (69%)、Gamma=47 (off)、
Histogramm(min)=1、Histogramm(max)=3922、Histogramm=95%
[Wavelet処理]Layer1Sharpen 0.15 Preview100

火星 2020年11月5日21:08撮影

火星は、最近、ピント合わせの時だけFireCapture画面をカラー表示にしています。火星は土色と黒色とのコントラストで比較的ピントを追い込みやすく、白黒画面よりはカラー画面の方が撮影しやすいのです。
しかし、火星が小さくなっていくのは早いですね。この時点の視直径は、19.25″です。

No.210817、Diameter=19.25″、Duration=60.010s、Frames captured=5993、ROI=640×480、FPS (avg.)=99、Shutter=10.00ms、Gain=170 (28%)、Gamma=100、Histogramm(min)=0、Histogramm(max)=4095、Histogramm=100%
[Wavelet処理]Layer1 Denoise 0.2 Sharpen 0.17 Preview100

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まとめ

悪シーイングにも負けず、寒さにも負けず、星の見える夜は、天体望遠鏡を出します。
そして、ピントを厳しく追い込みます。

まあ、観測してる方が、寒さを忘れるくらい楽しいです(今のところは)
ひたすら地道に撮影を重ねて、シャープな画像になる瞬間を待ちたいと思います。

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