目次
概要
惑星たちも、そろそろ早起きして観測してみようかなあと考えるほど高度が上がってきました。
木星、土星あたり、3時半起きくらいで、近所の公園の木立を越えてきそうです。
惑星撮影においては、ピントに悩まされることが多かったですが、ぴったり合った時の画像には我ながら見とれてしまいました。
今回は昨年撮影した惑星の画像で、出来の良かったものを振り返ります。
惑星の画像
[撮影をした機器、ソフトウェア]
赤道儀:ビクセンスーパーポラリス赤道儀
鏡筒:SVBONY社SV503 102ED D=102mm・f=714mm・F値7、EDアポクロマート、×2バローレンズ使用
カメラ:CMOSカメラASI462MC
自動追尾:ビクセンMD-6
撮影及びスタック:FireCapture2.6、AutoStakkert3.1.4
画像編集:RegiStax 6でWavelet処理
フィルター:UV/IRカットフィルター使用
木星
2021年9月27日撮影
ガリレオ衛星と大赤斑の組み合わせを見られることは、管理人にとって、この上ない喜びです。
大満足の一枚です。
2021年10月4日撮影
大赤斑、暗斑、暗斑上部の縞模様もしっかり写っています。これも大満足の一枚です。
土星
2021年9月27日撮影
カッシーニの間隙が見えて、本体にも複数の縞模様が見えます。
こういう画像を見ていると、今年の惑星を早く見たい気持ちになってきます。
2021年11月31日撮影
これは、上の土星以上に鮮明です。ピントがすべてなので、今年も悩まされそうです。
金星
2021年10月31日撮影
東方最大離角の金星です。金星は昨年から撮影を始めましたが、実に優美な姿です。
2021年12月11日撮影
こんなに細い三日月形の金星は、最高に優美です。とても素敵・・・
まとめ
要するにピントを合わせたらよいのですが、それが一番難しいです。SharpCapに惑星向きのフォーカス支援機能が装備されているので、今年は少し期待しています。
早起きして惑星を見ようにも、この天気では・・・
ぐっとこらえないといけません。
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