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一昨日のシーイング
ここ二日ほど、天気の良い夜が続き、好きなように天体観測できています。
しかし、やはりこの季節シーイングが悪いことが多く、ピント合わせにとても苦労しています。
ピントの追い込みは、ピント調節ハンドルをひたすら前後に動かしてピントの合う範囲を決めて、最後は、「えいやあ」しかありませんでした。
それでも撮影を敢行しました
それでも、管理人は観測を続けています。
天体観測をして、やれピントがどうの、明るさがどうのとやっていると、色々なことを忘れられます。
だから、晴れている夜は天体望遠鏡を外に出します。
まずまずの画像が出来ました
悪条件ではあるのですが、Wavelet処理の力も借りて、まずまずの画像が出来ています。
良い画像が出来ると充実感ありますね。
管理人は、良い画像ができると、スマートフォンに保存し、仕事中のぞき見したりして、休憩します。しています。
[撮影、画像処理をした機器、ソフトウェア]
ビクセンNEWポラリス-80M、D=80mmアクロマート、F=910mm、×2バロー、CMOSカメラASI462MC、モータードライブMD-5(ビクセン)
撮影場所:自宅ベランダ
撮影ソフトウェア FireCapture2.6 スタッキングソフトウェア AutoStakkert3.1.4
画像処理ソフトウェア RegiStax 6
木星 2020年11月8日18:00撮影
大赤斑の見える木星を撮影することができました。シーイングの悪い中、よくこの画像が出来たなあと思います。単なる縞模様ではなく、縞の形も捉えることが出来ています。
土星 2020年11月8日18:21撮影
最近、土星が暗めになっています。これでもHistogramm=100%なんですが。
これくらいの方が、落ち着けるかなと思ったりしてもいます。
カッシーニの空隙が見えないものの、本体の縞模様1本、A環の分離、まずまずです。
火星 2020年11月8日19:24撮影
条件が悪いので、判然としないのですが、この模様は何でしょうか。
右奥は大シルチス?
この画像は、スタッキングしただけでは模様がわずかしか出ず、Wavelet処理で模様をひねり出したものです。
そして、視直径が18.77″と19″を切り、光度も-1.9等級になりました。光度はあまり気になりませんが、視直径は画像でも明らかに小さくなっているのが分かります。
まとめ
とにかく晴れている日は観測する。それが良い画像への近道のような気がします。
シーイングの良い日に当たる確率も高くなりますしね。
これからは寒さとの戦いも始まります。
管理人にとっては、パソコンを外に出して観測する冬は初めてです。
色々と学ぶところがあるでしょう。
最近は、プチ遠征した時に、小便が近くなり、もよおしたらどうなるかという問題を思いつきました。
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