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【天体観測】天文ガイド付録に掲載されている秋のDSOの撮影、最後の一つを残して挫折

星雲・星団・銀河に関する情報
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概要

天文ガイド付録に掲載されている秋のDSO8個の全てを撮影する。
自分に課したミッションです。期限は11月末までであり、もう残り2日です。

残った天体隊は一つ、くじら座NGC247。
残念なことに、この天体、ベランダから撮影できません、南方面は障害物や電灯だらけなのです。
かと言って、今日と明日でプチ遠征することも不可能です。

したがって、夏に続き、目標達成できず!残念です!

NGC247も、ライブスタックではない手動スタックで撮影・撮像する予定でした。
結果がとても楽しみだったのですが。

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天文ガイド付録に掲載されている秋のDSOの撮影結果

[撮影に使用した機器、ソフトウェア]
赤道儀:ビクセン社スーパーポラリス赤道儀
鏡筒:SVBONY社SV503 102ED D=102mm・f=714mm・F値7、EDアポクロマート、×0.5レデューサー使用(小あれい星雲を除く)
カメラ:ZWO社CMOSカメラASI462MC、ASI294MC
自動追尾:ビクセン社MD-6
撮影・スタック:SharpCap 4.0 (64 bit)による撮影、DeepSkyStackerでコンポジット・ダーク補正・フラット補正
使用フィルター:UV/IRカットフィルター

アンドロメダ座銀河

撮影済み。
初めてアンドロメダ銀河を手動コンポジットしました(ライブスタックではないということ)。
出来栄えはまずまずでしょうか。中央が白飛びしてしまい、眩しすぎます。
ライブスタックの時は、もっとバランスよくできていたのですが、まだ修行が必要ですね。
➀ASI462MCによる撮影

②ASI294MCによる撮影

さんかく座M33

撮影済み。
どうしてもノイジーになるこの銀河、新兵器ASI294MCで撮影しなおしたらどうなるでしょうか。
今シーズンはもう高度が上がりすぎていて撮影は無理そうです。

ペルセウス座M76小あれい星雲

撮影済み。
拡大したらはっきりするかもしれませんが、少しぼーっとしてしまいました。今回は主焦点で撮影した甲斐あって、ガスが上下にでているのは捉えられています。少しピントが甘いような気がします。

ちょうこくしつ座NGC55

撮影済み。
今年もパッとしませんでした。昨年は上回ったと思いますが、難しい銀河だなあ。しかもこれはかなりゴリゴリと編集した作品です。
これもASI294MCで撮りなおしたい銀河ですが、かなりの光量が必要な気がします。

くじら座NGC247

未撮影。画像は1年前のもの。未達に終わりました。とても残念です。
次回こそは、撮りなおしたいと思います、もっと鮮明に。

ちょうこくしつ座NGC253

撮影済み。フレーム数を増やした成果、ノイズが少なく、昨年よりクリアに仕上がりました。満足な出来です。

ペルセウス座の二重星団

撮影済み。
今年はピントが合ったようで、星々が美しく写りました。前回はブドウが実っているような恒星の膨張具合だったので。

みずがめ座NGC7293らせん状星雲

撮影済み。昨年に比べると淡くなってしまいましたが、ノイズも少なく、クリアな出来栄えです。これも満足です。

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まとめ

目標達成まであと一つのDSOまできて、ギブアップです。とっても残念です。
最後の週末にプチ遠征できなかったのが敗因です。管理人の疲労もありました。
しかし、昨年より上手に撮れたDSOもあったし、成長はしたと思います。

次は冬のDSOです。2巡目です。
1.M1かに星雲
2.ふたご座M35
3.おおいぬ座M41
4.オリオン大星雲
5.プレヤデス星団
6.とも座M46
7.いっかくじゅう座M50
8.オリオン座M78
9.いっかくじゅう座ハップルの変光星雲
10.コーン星雲、クリスマスツリー星雲
11.とも座NGC2477

計画的に取り組んでいこうと思います。取り残したNGC247も撮影してみたいと思います。

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