【天体画像編集】DeepSkyStackerの正しい設定が分からなくなりました　その３（とりあえずの成果）（訂正あり）

訂正箇所「残された背景の調整の問題」一行目の赤文字を追加しました。誠に申し訳ございませんでした。

経緯

DeepSkyStacker（以下DSS）の設定をいじって実験をしていたら、元の設定に戻れなくなってしまい、スタック後の色がおかしくなってしまった件。

【天体画像編集】DeepSkyStackerの正しい設定が分からなくなりました（少し復旧）その２

DeepSkyStacker（以下DSS）の設定値をいじって色々実験していたら、適正な設定値が分からなくなってしまった問題。少しだけ復旧しました。ものすごい紫色からは復旧しました。しかし、GIMP等で開くと、正常に開くのですが、色が消えてしまいます。

soranoosanpo.net

2022.08.31

訪問者さまのアドバイスもいただき、試してみましたが、成果はあまり得られませんでした。
ただし、訪問者さまから、保存の問題ではないかとご意見をいただき、保存のダイアログボックスをいじったところ、条件付きで成果がありました。

RAW・FITSファイルの設定に関するお詫び

前回の記事で、訪問者の方を混乱させる画像を掲載してしまいました。あたかも、RAWファイルのタブの設定を変えたかのようになってしまいましたが、実際はFITSファイルのタブのラジオボタンを矢印のように動かしました。申し訳ございませんでした。
ただし、訪問者さまのDSSは、RAWのタブのラジオボタンに、FITSのタブのラジオボタンが追随するようであり、注意が必要であることも分かりました。

残された背景の調整の問題

訪問者さまからアドバイスをいただき、RAWのタブのラジオボタンは3つ目以外、FITSのタブのラジオボタンは任意の設定でいけるのではということでしたが、残念ながら結果はいかのようでした。
これはFITSタブのラジオボタンの位置を動かしても同じ結果でした。
ここは、RAWタブ、FITSタブの一番目のラジオボタンを選択しておくのが無難なようです。
ただし、これで背景の調整の問題が残りました。

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だましだましのTIFファイル保存を使った解決策

保存のダイアログボックスを眺めていたら、いろいろとやっていたら、
「embed adjustments in the saved image but do not apply them」というオプションを見つけました。

直訳すると「保存された画像に調整を埋め込むが、適用しない」というわけのわからない表現になる。
何はともあれ、このチェックボックスにチェックして、TIFファイルを吐き出しました。そうしたらなんと！
色が戻ってきました！
何故戻ってきたのかよく分かりません。そもそもこれまでどう設定していたのかもよく分かりません。
残念ながら真っ黒になった設定で吐き出したファイルからの復旧はできませんでした。
また、もう一つのオプション（apply adjustments・・・）では色は出ませんでした。

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FITSファイルではどうなのか

先のダイアログボックスの保存をFITSに切り替えると、先ほどのオプションが変わります。
○で囲ったオプションを選ぶと、最初から炙り出しをされたような画像になり、本問題の最初に戻ってしまいます。
かと言って二つ目のオプションを選ぶと、色が消えます。

なお、拡張子を今更ながらFTSからFITSに修正したところ、やはり色はつきませんでした。

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まとめ

何だかこれからの撮影に爆弾を抱えたままの状態で一区切りにいたします。
引き続き研究は続けます。

今回の調査中に色のつく正常なスタックが出来る被写体がありました。何に依存しているのかじっくり調べてみなければ。

訪問者の皆さまには、色々とお手数をおかけし、誠にありがとうございました。
これからも、ふらふらのこのブログをごひいきによろしくお願いいたします。

まあでも、訪問者の皆さまのおかげさまをもちまして、今回、保存の問題、スタックの問題と切り分けて検討でき、また、新しい知識を得ることができ、一定の成長が出来たと思います。次回のトラブルに生かせるのではないかと考えております。

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