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【天体観測】2022年8月31日、土星を撮影しました

惑星に関する情報
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経緯

夜に晴れているので、このチャンスを生かさないとと思い、9時頃から撮影基地をベランダに設営して、まずは、土星の撮影をしました。まずはというのは、次に公園の木立を越えてくるのが木星であり、木星も撮影したいと思っていたのです。

残念ながら、土星の撮影を終えて、眼視で土星を楽しんだり、フォーカスアシスタント機能の実験などをしておりましたところ、急に雨が降り始め、急いで撮影基地の撤収をしました。幸い、対物レンズや電装品がぬれることはなく、事なきを得ました。

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土星の画像

[撮影に使用した機器、ソフトウェア等]
赤道儀:ビクセン社スーパーポラリス赤道儀
鏡筒:SVBONY社SV503 102ED D=102mm・f=714mm・F値7、EDアポクロマート、×2バローレンズ使用
カメラ:CMOSカメラZWO社ASI462MC
自動追尾:ビクセン社MD-6SP
撮影・スタック:SharpCap 4.0 (64 bit)で撮影(90秒間、露出6.5ms、GAIN400)、AutoStakkert3.1.4によるスタック
画像編集:RegiStax 6でWavelet処理、GIMPで露出補正
使用フィルター:UV/IRカットフィルター
撮影場所:自宅ベランダ
撮影時期:2022年8月31日

実はGAIN400は明るすぎであり、間違えて設定してしまいました。Wavelet処理の際に露出を下げました。目がちかちかするので。
最初は、GAINは380にするつもりでした。

11回撮影して、少しずつピントをずらし、5枚目から7枚目がベストと思われましたので、その3枚を掲載します。

画像①

カッシーニの空隙、本体模様が何とか確認できます。GAIN過多が残念です。GAINを適正に設定していたら、もっと見えたはず。

画像⓶

画像①と変わるところはありませんが、なぜか、画像①よりシャープさに欠ける感じです。

画像③

上記画像と同じくですが、若干シャープな感じです。

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まとめ

何だかすっかりDSOからご無沙汰になっています。
それだけ惑星の撮影、観測が面白いということです。
夏のノルマは達成できそうにないなあ。

11枚撮影して5回目から7回目がベストだったというのは、まさにビンゴでした。
これからもこうありたいものです。
SharpCapのフォーカスアシスタント機能は、合わせるのが難しいので、こういう原始的な方法が確実ではないかと思った次第です。
GAIN過多はもったいないことをしました。折角の晴れだったのに、もう少しうまく撮影したかったです。

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