再編集に至る経緯
DeepSkyStacker(以下DSS)の設定の問題で、コンポジット後の恒星が、ドーナツ状、紙切れ状になっていた問題のせいで、影響を受けた画像は、すべて設定を変えて再編集することにしております。
なるべく撮影日が古いものから再編集していきます。今回はケフェス座の散開星団IC1396「Elephant’s Trunk Nebula」(以下1396)
再編集のきっかけとなった、DSSの設定の問題は↓
初期の画像はこちら↓
再編集もしていました。↓
↓初期画像拡大 星は紙切れ状ですが、ドーナツ状ではないようです。
↓再編集後 紙切れは少なくなりましたが、ドーナツはいっぱいです。これらの画像を編集しなおしていきます。対処法は分かったけれど、原因がイマイチわからないです。
再編集の過程と結果
IC1396は散開星団でも美しい部類ですので、しっかりと再編集していきたいです。
まずは、問題となったDSSの設定を是正して、コンポジットしました。
再コンポジットの結果
まずは、再コンポジットの結果です。紙切れもドーナツも確認できません。上出来です。
フラット補正
少々フラットになったかな。もともとそんなにカブリは無かったような・・・
色付け→完成
もともとこの散開星団は、星雲を伴った散開星団なので、赤い星雲が薄っすらと写るはずです。
自動色強調で補正してみました。赤くなるべきところが赤くなるはずですが・・・
カブリなのか、星雲の色なのか分かりませんね。
しかし、再編集はこれで終わりにします。
↓拡大してみました。ドーナツも紙切れもありません。
↓広角画像も比較してみます。再編集後画像がクリアに見えます。
まとめ
これから、一つの記事に一つずつDSOを再編集していきます。
それも楽しい作業です。
天気も悪いし、はまるにはちょうど良いブログ沼でもあります。
画像編集のスキルも上がると嬉しいです。
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