目次
経緯
前回の太陽観測は、3月21日。
1週間目の太陽観測となりました。
雲の無い晴れた昼間というのは貴重ですし、晴れた日には太陽観測をすると決めているので、望遠鏡を出しました。黒点に大きな変化はあったでしょうか。
できれば立派な黒点を見たいです。
撮影の結果
[撮影、画像処理に使用した機器、ソフトウェア]
赤道儀:ビクセン社NEWポラリス赤道儀
鏡筒:ビクセン社80M(D=80mm、f=910mm、F値11.4、アクロマートオールコート)
カメラ:CMOSカメラZWO社ASI120MC-S
自動追尾:ビクセン社MD-5
撮影及びスタック:FireCapture2.6、AutoStakkert3.1.4
画像編集:RegiStax 6でWavelet処理
その他:広範囲画像は×0.5レデューサー使用。その他は主焦点撮影。
撮影日:2022年3月27日日曜日
①13:49撮影 撮影時間60秒間、露出=1.058ms、GAIN=3 (3%)
見落としやすいところには矢印を入れました。
C群一つ、B群一つ、あとは→のA群二つというところでしょうか。最近にしては賑やかなので楽しいです。
C群をB群と、一つの群と見なければいけないかは微妙な判断となりますが、一つの群にするには大きすぎるし、二つの群としました。
微細な黒点も見逃せません。残念ながら雨模様のため確認できませんが、もしかしたら大きな黒点に化けているかもしれません。
なお、一週間前(3月21日)の太陽が↓これです。
あまり関連性はなさそうですね。1週間の間に新規発生した黒点ということなのでしょう。
⓶13:56撮影 撮影時間60秒、露出=1.058ms、Gain=30 (30%)
賑やかと思っていましたが、主焦点(f=910mm)の画角の中にすべて収まってしまいました。
二つの群の付近に小さな群が散らばっていることが分かりますね。
C群は、半暗部もしっかりした、かなり立派なものです。
最近観測した中では一番しっかりした黒点ではないでしょうか。
まとめ
久しぶりに迫力のある黒点群を観測できました。
やはり晴れた昼間にきちんと観測すると良いことがありますね。
次の太陽観測は1週間後になります。
原則として毎週太陽の観測をするという方針は変えません。
しかし、今週末は雨のせいで夜も昼も天体観測は出来ていません。
とてもつまらない。
天気には勝てませんね。
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