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【天体観測機器】祝 太陽投影板完成!

天体観測器具レビュー
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経緯

かねてより作成を進めていた太陽投影板、ついに本番機として完成しました(祝)
思えば、これまでしょうもない作品を作り続けてきました。
それが、まいくろさんはじめ訪問者さまの皆さまのアドバイスのおかげで、ついに完成を見ました。

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太陽投影板試作品4.2.1号機との違い

本番機は、太陽投影板試作品4.2.1号機の、接着方法を変えたものです。
太陽投影板試作品4.2.1号機はグルーガンのみの接着でしたが、本番機はゼリー状瞬間接着剤と、補助的にグルーガンを使いました。

写真を見る限り、グルーガンがメインではないかと思われがちですが、管理人もそうではないかと思っています。
ということは、太陽投影板試作品4.2.1号機とほとんど変わりがないことになります。

しかし、瞬間接着剤のおかげでかなりの強度を稼いでいます。撓みというものを感じません。
実は、厚さ2mmの遮光板・投影板は別として、その他の部材が、組み立て・分解の繰り返しで曲がったりしてしまい、瞬間接着剤が力を発揮できない部分も多かったのです。

当初、そういう箇所はグルーガンで補強と考えましたが、結局接続部は全部グルーガンで補強してしまいました。

接眼部も、瞬間接着剤+グルーガンで取り付けられているので、外れることはないでしょう。

要するに太陽投影板試作品4.2.1号機との違いは、ゼリー状瞬間接着剤とグルーガンを併用しているところです。

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太陽投影板本番機の概要

光軸

光軸がずれていては太陽が楕円形に映ったり、はみ出したりしますが、何とか大丈夫なようです。
↓のように、ペンライトを光源とするテストでは、円形に投影されています。
今回の組み立てに当たり、支柱を投影板に極力直角になるように作成しました。立てて組み立てるのではなく、横にして組み立てました。取り付ける支柱を床に面するようにして、一本一本注意して組み立てました。
接着剤が固まり動かなくなったらごろんと転がして、次の支柱の取り付けをするという具合です。

取付の状況

投影板の接眼部のネジを、ドローチューブのネジにねじ込む時に、なかなかネジが合わず接眼部に負荷をかけるので、そこが外れることが一番の懸念材料ですが、外れるたびに接着するということで・・・

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これまで作ってきた試作品

試作品1号機

発想は評価したいと思いますが、その設計思想というものがありませんでした。
単なる工作でした。そもそも、自立できなかった(笑)

試作品2号機がなくて試作品3号機

これ、自立しているように見えるけど、カバンで支えているんです。
ようやく、支柱4本タイプに進化しました。
アングルも、本番機で使われているものです。

試作品4.1号機

はじめて全体が金属による試作品を作成しました。人類の進化のようです。
接眼部は、、、これは外れてますね。サイズ感がが全くズレています。

試作品4.2号機

まいくろさんのおかげで、一気に進化しました。これは両面テープで部材を仮止めしているので、撓んでいますが、しっかり自立しています。

試作品4.2.1号機、そして完成

投影板の枠を取り去りました。スケッチがしやすくなります。

そして、完成しました。長かったー。

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懸念

管理人は、太陽観測に向いたアイピースを一つしか持っていません。
ケルナー・オルソはもっているのですが、バルサムでレンズを接着しているので、太陽光にさらすとバルサムが溶けてアイピースが使えなくなる危険があります。

H.M12.5mmならあるんですけどね、これでうまく投影出来たら儲けもので、できなければ、24.5サイズの接眼部を31.7mmに変換するアダプターを購入し、プローセル20mmを使用します。
ネット情報ではプローセルなら大丈夫だそうです。若干心配ではあります。
ハイゲンスかハイゲンスミッテンゼーを入手したいところです。

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まとめ

今回は、NEWポラリス赤道儀のアリミゾ化を除くと、初めての本格的DIYでした。
思い付きで事を運んではいけないということがよく分かりました。
何事にも、設計、検証は必要なんですよね。
どんな小さなDIYにも言えることです。
管理人は工作のしたさに負けて、すぐに作り始めてしまいます。

これからは、何事も検証して、設計図を書いて進めたいと思います。

さて、あとは本番機のファーストライトです。
太陽が見えるのはいつでしょうか。楽しみです(^O^)

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コメント

  1. まいくろ より:

    ネ兄 太陽投影板完成!

    接眼レンズが12.5mmで、投影板までの距離が30cmのままだとすると、直径約18cmの太陽像
    が映ります。ただし、接眼レンズによるケラレがあるため、実際に映るのは中心側の一部
    分になります。
    18日段階では、無黒点なのが残念。

    • sanpojin より:

      まいくろさん、お祝いの言葉、ありがとうございます。

      直径18センチまで大きくなるんですね。その大きさは、今回の本番機にはおさまらないので、なんとか20mmアイピースで投影するしかありません。
      今日、24.5センチを31.7センチに変換するアダプターをヤフオクでゲットしました。これで、手持ちのプローセル20mmが使えます。投影面積が小さくなりそうですが、致し方ないところです。
      しかし、今回も突破口を開いてくれたのはまいくろさんでした。かに星雲の時みたいです。感謝しています。こちらの天気予報では明日まで雨模様です。早く使いたいのにじれったいです。今日100均で円を描くコンパスと、2Bの鉛筆も買ってきました。ファーストライトへの準備は万端なのですが。

      またブログで報告します。ありがとうございました。

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